新しい物語のキャラクター設計案「華屋与兵衛と堺屋松五郎」

オリジナルアニメーション作品

新物語(まだ構想中)「赤い光の市場にて」より、寿司の第一人者、華屋与兵衛と堺屋松五郎のキャラクターイメージを設計してみた。

〜物語〜

物語は江戸時代後期の天保10年〜明治10年

天保10年は、瀬戸内脩の祖父に当たる瀬戸内粗之助が20歳、瀬戸内脩の父である結三郎も物語中の嘉永5年に生まれる江戸時代生まれの江戸時代育ちだ。

辰雄は婚約者の絹重を重い労咳と脚気の合併で亡くし、悲しみに暮れる。そんな辰雄は線香花火と共にタイムスリップをしてしまう。

当時、粗之助は華屋与兵衛の元で寿司職人を目指して働いている。そこにタイムスリップをしてきてしまった春原辰雄が迷い込んで住み始めるが、華屋与兵衛や堺屋松五郎、そして粗之助と付き合ううちに、粗之助が自分のひいおじいさんに当たる人だと気がつく。

粗之助は後にアメリカに渡り、パンを学んでフィレンツ瀬戸内を創設する人物だ。粗之助がパンではなく寿司を学んで寿司職人になってしまっては、アメリカには渡らなくなるし、もしかしたら脩の父の結三郎もその息子の脩も史郎も生まれなくなる可能性があるし、そうなると辰雄や絹重もどうなるか分からない。

辰雄は急いで粗之助の方向性を変えようとする

その頃、亡くなった筈の絹重は吉原にいた。絹重は記憶を無くしており、吉原に拾われて、吉原で遊女として仕えていた。何年も経つと、なんと絹重は花魁、女郎になっており、たまたま粗之助や与兵衛や松五郎らと共にいやいや吉原に連れてこられた辰雄が絹重を見つけるが、彼女には記憶がない

ある日、絹重を身請けしたいという人物が現れ、絹重がその人の妾になってしまうかもしれない事を知った辰雄は悲しみと焦りにそわそわしだす

しかしまた、そこで絹重の命に関わる病が見つかり、話は流れ、絹重は吉原を出ることが出来るが、彼女の命はもう短い。辰雄はそれから時が経って、絹重の記憶を戻す事に成功する。

そしてなんだかんだで、華屋与兵衛と堺屋松五郎の寿司と、現代の技術(と言っても昭和の初めだが)を融合させて、彼らの寿司を後世に残す為に動き出したりして、粗之助もパンの道を志し、アメリカに発つ事になる

絹重は明治になった世で亡くなってしまうが、辰雄は切なさに泣きながらも、彼女を追悼する為に彼女の遺体の傍で線香花火をすると、それと共に現代に戻る

戻った世では、辰雄と絹重の結婚式が挙げられていた。そして祝いの席には粗之助の考案したパンと華屋与兵衛と堺屋松五郎の考案したあのときの寿司たちが並んでいた

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2024-08-19 11:04:40 +0000