Hide2ba(ヒデズバ)本日...終戦記念日として、アニメ:サイボーグ009のモノクロ版(1968年)の16話の「太平洋の亡霊」を描きました。ワタクシの亡くなった祖父も戦争を体験し、よく話を聴いていたので、戦争はしてはいけないと感じつつ、今もなお戦争が別の国で起こっていることに胸が痛くなります😢。お盆の日を迎え、時間がかかりましたが
このサイボーグ009を描こうと思い決めました。
この話は戦争で息子を失った「平(たいら)博士」が、幾つもの戦争を続ける国々に復讐を燃やしつつ、サイボーグ009たちが必死に人々を守りつつも
やがては自分の息子を失った苦しみを他人に向ける行為になる事に気づき...というエピソードであります。
009のエピソードには作者の石ノ森章太郎先生が描く「戦争による愚かさ・命の尊さ・戦い続けることによる虚しさ」が多くあります。このエピソードは石ノ森先生ではなく、脚本家及び小説家の辻真先先生が担当しております。この方も戦争の体験による虚しさや命の尊さを描くストーリーを製作している方でもあり、後にテレビアニメ版1972年の『デビルマン』のストーリー構成を担当しました。辻先生のデビルマンにも"戦争による戦中民"を主人公:デビルマンに当てたとインタビューで語っておりました。
ワタクシは、戦争が世の中に無くなって欲しく、戦争を知らない世代にも伝えていきたいことと、戦争により家族や友人を失った人々が今回の絵による平(たいら)博士のように武力で復讐する事に囚われないように願います。
m(_ _)m
2024-08-15 12:23:39 +0000