ユーノがEternal軍に入った事を見てショックを受けてる双生児のシャワーズ...
「(フフッ、いい気味なの) 」
フルムがEternal軍に入ろうとしたのはユーノを護る為でもあるが、これも一つの目的だったのである。
数々のイベントや任務の中で距離が深まる事に我慢のならなかったフルムの俗に言う嫉妬である
「(これであの二人とユーノの距離が遠のくの。ユーノだって罪悪感で近付こうとはしない筈なの)」
そう確信していた筈だ。しかし現実は...
「う〜ん...」
チラチラ、キョロキョロとユーノは落ち込んでいる二人を見るばかりで戦いに集中していなかった
「ユーノ...私情を挟むのはやめるの」
「そ、そうですねフルム。でも...」
少なからず罪悪感は感じているようではある様子ではあるが...
「ユーノわかってるの?私達とアイツらは敵同士なの。...まさか、裏切るつもりなの?」
裏切ればどうなるかわかってる筈だ
「ま、まさか!そんな事はしません!確かに私はInfiniteギルドに所属していました。だけど、だからと言って軍をお父様を裏切ろうだなんて思いません。敵として行く手を阻むのなら私は戦います」
「わかってるならいいの。確かに今は共闘だから仕方n...」
「あ!そうです!今は共闘です!」
共闘と言う言葉に反応し、ユーノはズイッとフルムに近付いた
「一時的でも共闘は共闘です!ならばロア様とノア様と一緒に戦っても何も問題ありません!」
興奮したユーノの勢いにフルムは少し後ずさった
「...それに私はまたお二人と一緒に戦いたいんです。こればかりは許して下さいフルム」
曇りのない只々綺麗な笑顔だった
「それでは行ってきます」
「ま、待つのユーノ!」
シャワーズの方へかけて行ったユーノにもはやフルムの声など届いてはいなかった。
一層機嫌が悪くなるフルム
「う"ぅ"ぅ"ぅ"ッ!!!クソ!クソ!悔しいの!悔しいの!!!」
ダンダンと地団駄を踏みはじめた
「それもこれもあのデカブツのせいなの...」
そうすれば共闘などせずに済んだものを、引き離せたままにできたものを...と、その苛立ちをマザーに向け口を開き八つ当たりの「は/か/い/こ/う/せ/ん」をくりだしたのであった。
判定→【1】 成功 「は/か/い/こ/う/せ/ん」がマザーに命中した (1pt)
☆お借りしました
・ロア&ノア【illust/119436564】
・ユーノとフルム【illust/121286171】
何か不備などがありましたらご連絡下さい
2024-08-08 00:00:49 +0000