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男は、瞬く間に、雑兵の群れを一蹴。
「少年少女よ。
君たちには、我ら偶像的英雄に、あらゆることを要求する権利がある。
死ねと言われれば死のう。
この先全裸で暮らせと言われれば脱ごう。
床にこぼした牛乳を拭いて一か月放置していたぞうきんを食えと言われれば食おう。
すごい力を持つ超人的存在が、その力を発揮して人々を救っていくというので始めたんだったら、最後までそれで通せ。
変に同情を買うような展開など不要だ。
他の惑星に爆弾を撃ち込んで、敵意のなかったその星の現住生物が変質して怪獣になったからといって、妙に内省的になったり、
暴徒の群れが悪意のない異星人を一方的に虐待して殺したからといって、戦意を喪失して戦いを拒否したり、
地球の根源的破滅を回避するための要削除項目『人類』とか、
そんな学生映画みたいなのはユーザーは求めてない。犬にでも食わせろ。
ライブ感最優先!! そんなこと俺が知るか!!
…とはいえ。
そう主張して、不穏党の元同胞たちやウロンの里の連中に、今の私が太刀打ちできなかったのも事実。
なので、私は以後、奴らに負けないための力をつける。
この世界の未来を担う、君たち若者の道を切りひらくため、黒き怒りの虫になり、五十億の神を滅ぼす!!!!!」
幸と森蔵「……………………………………………」
すんません。
2024-08-03 12:44:41 +0000