枢軸国が勝利した阿弗利加は独伊の奴隷倉庫だ。
英仏の植民地はその殆どが、第三帝国の国家弁務管区となった。
その内、旧ドイツ帝国領及びスエズ運河・シナイ半島は第三帝国直轄地として統治する事となった。
旧ベルギー領コンゴは独伊葡に分割されたが、北部は自由フランス領となり、自由ベルギーの統治下に移行することが決定した。
イタリアはチュニジア、エジプト、スーダン、ケニア、コンゴ東部などを獲得する事に成功したが、第三帝国領スエズ運河にシナイ半島の奪還を目標としている。
スペインはヴィジー・フランスへ技術供与や義勇軍派遣の見返りに、史実モロッコ領を獲得した。
今度の目標はアルジェリアとモーリタニアであり、様々な工作を仕掛けている。
だがこの内独立を維持している国家が2ヶ国ある。リベリアと南アフリカだ。
この2ヶ国は先の大戦で国土に様々な被害を被ったものの、末期のどさくさでリベリアはシエラレオネ、南アフリカは委任統治領南西アフリカを失うも、ボツワナを獲得する事に成功している。
2ヶ国の今後の目標はリベリアはギニア、南アフリカはナミビアの奪還とジンバブエの獲得であり、2ヶ国の裏には米英の支援がある。
アフリカ各地では独立運動が発生しているものの、宗主国軍が鎮圧している。
アフリカに春は訪れるのだろうか
2024-07-29 05:08:11 +0000