18歳以上の方は先ほどのサンプリングステップ、ハイヤーステップ、CFGスケールによる画像の変化を見れるかと思いますが、
今回は生成した画像の値や、生成された画像そのものを微修正する方法を試したものです
これはClipStudioなどのソフトウェアで修正、加筆を行えない環境であったり、
すべてAIで仕上げてみたいといったような想いがある場合に使える手法です
一枚目に、まず、元になる画像を用意します。今回、私はクリップスタジオで描いた絵を使いましたが、
もとからAIにやらせるなら二枚目がスタートになります
二枚目に、画像を生成して、ここからシード値を仕入れます。画像にも出てきますが、
「*****-**********.png」という名前の後ろ10桁がSEED値になります。
三枚目は、通常-1というランダム性をもったSEED値が入っているエリアに先ほどの10桁の数値を入れ、
Extraにチェックを入れ、Variation Seed、Variation strengthの値を変更して生成した作品です。
今回はVariation Seedは-1、Variation strengthは最大の10で実行しました
この数値を徐々に変化させることによって、最初の画像そっくりな別シチュエーションが産まれます
窓の外の景色が変わり、質感が変わったことが分かると思います。
四枚目の左側がinpaint-anythingの機能を使って画像を解析させたものです、
ここから変更する部位を選んでやると右のように選択範囲が白く光ります
五枚目以降がこれによって再生成された画像となります
三枚目の画像と異なり、今度は窓の外の景色だけが変化していることが分かると思います
三枚目まではとくに拡張機能などを入れていないStable Diffusion単体でも出来る微調整、
四枚目以降はInpaint-enythingなどの拡張機能が必要となります
ただ、どちらも無料なので、出来上がった画像が気になるけれども、グラボとかパソコンでお金使っちゃったから、
これ以上高価なソフトは入れられないよっていう場合にも使えるかもしれません
2024-07-27 05:15:18 +0000