藤末春風大天才のルッカさんが転送装置を作ったことも勿論凄い重要なのだけど、彼女が城を抜け出し、挙げ句の果てにルッカさんの作ったそれを使ってポカ(※)をやらかしたせいで過去に飛んでしまうという事件を引き起こしたことがクロノ＝プレイヤー達の冒険の始まりであり、星を滅ぼす寄生虫、ラヴォスを倒す旅へと繋がったと考えるとMVPだと思う。
※：彼女の持っていたペンダントに機械が反応しただけなので彼女自身がやらかしたわけではないのだけど。
ゲーム内では主人公故に(ある時まで)パーティーから外せない上に強いクロノや普通に強いロボ、攻撃と回復の双方で優秀なカエル、色仕掛けでアイテムを盗めるエイラ等、強い面々が多すぎて単体では攻撃力不足の彼女はパーティーから外れていることが多いんじゃないかって気もするけど。
【以下、駄文】
タイムパラドックスとかを考えるならば、現代で生きるクロノ達が色々とした結果、過去が変わるとクロノ達が生まれない未来に繋がってしまうおそれとか無かったのかな？とか、未来が変わってしまった結果、未来でラヴォスが星を滅ぼすという自体をクロノ達が知るためのあの記録映像が消滅してクロノ達がラヴォスのことを知る機会の無い未来に繋がるとかが起きるのでは？と思ったことあるわ。
過去や未来の改変ものってそのあたりが怖いよね。
非常にどうでもいい話なんだけど、個人的にはタイムマシンの開発は不可能なのでは？って思ってる。
未来人が表れた記録がないっていうのも理由の一つではあるけれど、やはり過去にくるというのはどんな小さいものでも過去を変えるということだし、バタフライエフェクトという言葉もあるし、変えた過去によってはタイムパラドックスを引き起こしてその世界そのものが崩壊しかねないし。
例えば、
タイムマシンで子供を作っていない頃の自分の両親を殺害する
→殺害されたことで子供が生まれないのだから両親の子供である「自分」が消滅する
→両親を殺害した「自分」が未来から消滅して存在しないのだから「自分」の両親が未来からやってきた「自分」から殺害されるという事象そのものがなくなる
→普通通りに両親は結ばれて「自分」が生まれる
→「自分」がタイムマシンで子供を作っていない頃の自分の両親を殺害する(以下無限ループが発生してその世界の未来が崩壊する)
なので、タイムマシンを可能とするならばおそらくそれはタイムマシンではなく、極めて近い世界線である別世界の任意の時間に渡航する機械なのではなかろうか？
それの利用者視点だと元の世界と極めて近いので同じ世界だと認識してるけれど実際には別の世界なので、そこで何をしてもその利用者の元の世界へは何の影響も無いけれど、逆に言えば自分の過去を変えたいと思っても変えられない、みたいな。
作れるかどうかは別としてそれならば世界からの修正を受けることなくタイムマシン(もどき)は作れると思うんだよね。
あるいはタイムマシンというか未来人関係として考えたことがあるのでは「タイムマシンを開発できる程の科学力を手に入れた頃の未来人が今の時代を生きる我々と同じ姿をしている保証は全く無い」ということ。
例えば今の時代は地球温暖化とかの影響で数年数十年でどんどん気候とかも変化してる。
そんな地球の未来に住む未来人が今の人間と同じ見た目をしているだろうか？
気候の変化に合わせて動植物が進化していったように未来人もまた今の人間から進化しているかもしれない。
暑くなりすぎた地球に適応できるような見た目に変化した結果、今の人間が彼らを見ても未来人だとわからないような見た目になってるかもしれないということ。
もしかしたら「我々が宇宙人だと認識しているグレイが未来人の姿」で、「我々がUFOだと認識しているそれがタイムマシン」かもしれないよねというお話。
そもそも論としてグレイやUFOが本当に存在するのかどうかすら不明なわけだけど、そういう荒唐無稽な可能性だってあるのではなかろうか。
2024-07-14 13:43:20 +0000