【ポケサガ】ふよふよして、強火めらめら!【救国の聖戦】

ねじ@企画用

こちら【illust/120340990】の流れから!
♥お借りしました♥
ユウドさま【illust/116539377
ぴぴぃさま【illust/119546542

トロン【illust/115821151
※トロンがイイーキルス拠点を守っていると言っても過言ではないので【神域のイイーキルス】タグを使わせていただきます。問題あれば外します。
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悪食王の進軍は止まらない。
イイーキルス拠点からでも確認できるまで迫って来ていたソレは、自分の護衛に大量の従者を従えていた。それらはまるで、効率良く食べるために大地を切り分けるコックのようだった。そしてその行為を邪魔しようと近くにいる生き物にも、容赦なく敵意を向ける。

「あれ燃やしていい?」
先ほど知り合ったばかりの褐色白髪の人間…その正体はイイーキルスに属するムシ.ャーナが中に入っている。お互いに名乗りもしないので名前は知らないままだが、ムシャ.ーナの名はユウドという。
そのユウドに全身マグマの幼女、トロンは口癖のような台詞を問いかける。
「いい!燃やして!」
今まで散々〝ダメ〟だと言われてきた大好きな事に許可をもらえ、トロンの顔がパァと明るくなる。
「なんかでかいのの周りの…ちっちゃいのがいっぱいこっち向かってくるぴぴ~!ぴぴぃに敵意とか良い度胸ぴぴ!」
プンプン怒るように従者「神剣」に向かって啖呵を切るのは、同じくイイーキルスに属するピ.ィが中身の見た目は子供・ぴぴぃだ。

「あれ、とっても燃えそう!」
「まるで折り紙の人形ぴぴ」
「ふーん、どうりでペラそうだと思った」
目が見えないユウドにとって形はサイコパワーで捉えることができても、遠くにいる相手のその材質まで細かく把握するのは難しいようだ。

紙のような体にも関わらず、神剣は大地を切り、割りながら近づいてくる。近場の湖の水も流れ込み、自然と足元が不安定になってしまう。
「シロもや」
「なにさ?」
「そのまま、ビューンって、持ってって」
「ん?……ああ、なるほど、いいねそれ」
そらっ!とユウドがサイコキネシスでトロンの体を浮かせたまま、神剣の頭上に飛ばす。足場が苦手な水が流れ込んできて、思うように燃やすことができないと判断したトロンの案である。
燃やすことの許可をもらえた嬉しさと、燃えやすそうな素材の相手にトロンの火力も上がる。
「ぴぴぃより目立つの、ちょっぴり気に喰わないけど仕方ないから力を貸してやるぴぴ☆」
ぴぴぃの〝てだすけ〟によりトロンの火力はさらに上がる。
〝やきつくす〟で辺り一面が炎に包まれる。神剣たちはなす術もなくヂリヂリと燃えていく。

「……あっつー、でもやるじゃん。えーと、きみ名前なんていうのさ?」
「トロン」
「そ。ぼくはユウド、シロもやじゃないの」
「ユウド」
「ぴぴぃはぴぴぃだぴぴ☆イイーキルスで一番可愛い一番星だぴぴ!覚えて帰るぴぴ☆」

地獄の炎が燃え盛る中、和やかな自己紹介の場が設けられた。
しかし、その炎に紛れて新たな異界からの使者が近づいて来ているのを、一行はまだ気づいていない。
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ユウドさんのサイコキネシスによって、トロンが移動式超火力火炎放射となっています。
ぴぴぃさんが仲間へのサポートが得意だということで〝てだすけ〟してもらっています。
ぴぴぃさんも浮けるらしいので、さんにんがふよふよ浮きながら燃やしている感じです!
最後、頭爆弾【illust/120335659】が近づいてきたよ!的な流れにしました。が!この後どうなっちゃうの~!?は色々自由です!
トロンにとってお二人とも短い名前なので覚えられます。

イイーキルスの面々と共闘できて大変ニコニコしております!

※パラレルスルー可です※

#PokeSaga#【ポケサガ】交流#【星の血液の回帰譚】#【ナラカの遠吠え】#救国の聖戦【支配】#神話の始まり【支配】#異界兵器の討伐【支配】#【神域のイイーキルス】

2024-07-09 09:52:07 +0000