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ぴくびる現在は廃線となった○○線の△△駅～□□駅間にある全長3672mの鉄道トンネル。
1982年に廃線となった後も自治体や地元住民に通路としてしばしば利用されていたが、1998年7月頃から廃墟・心霊スポットとして注目され始め、県外などからの訪問者も多くなった。
しかし2001年4月以降トンネル利用者が行方不明となる事件が相次ぎ、トンネルを利用しないよう注意喚起が行われていたが、同年7月には行方不明者の数が10名を超える事態となった。
これを受けて自治体と県警察はトンネルおよび周辺地帯への立ち入りを禁止し、トンネルの出入り口にバリケードを設置するなどの対応を行ったが、依然として廃墟探索などを目的とした不法侵入者が後を絶たなかった。
その後も行方不明者は増え続け、2002年6月に完全封鎖工事が行われるまでに延べ36名もの行方不明者が発生し、中には封鎖に関わった自治体関係者も含まれていたという。
更には封鎖工事の着工直後にも作業者の一人がトンネルの中で行方不明となったため、当時計画されていたコンクリートでの埋め立てを取りやめ、鉄格子とフェンスを設置するだけの短期工事に変更された。
今では半ば自然に飲み込まれたこの廃トンネルだが、以前より数は減ったとはいえ未だにここを訪れ、行方不明者となるものも少なくないという。
周辺のフェンスは線路をまたぐようにして設置されているが、なぜか線路上のスペースは開けられており、封鎖するためのはずの鉄格子にもドアが取り付けられているが・・・。
"出る"ためだろうか？
"入る"ためだろうか？
2024-07-03 11:32:07 +0000