茉莉花アカリは事前に買っておいた筆談セットをフフに渡した。
「ふーちゃんが喋れないのは知っていたから持ってきておいてよかったのね」
「……（じゃあ早速）」
フフはペンのキャップを外してすらすらと文字を書いていく。
『あなたたちのご用はなぁに？』
意図的にハハの口調を真似ているようだ。流石にメタモンの時の口調と今の姿だとギャップがありすぎるからこのくらいでいいのだろう。
「よくぞ聞いてくれたのさ、実は進化したときに服が破れちゃったからどうせならマニャス様のために生涯をささげられる服を作ってもらおうと思っていたのさ」
『助けられたと言っていたもんね、生涯をささげるっていうとどういうこと？』
「もうすぐラビスナと決着がつくという噂が流れているのさ、もちろんマニャス様が負けるなんてことそうそうありえないのさ」
「アカリ達の命はマニャス様のものだからはーちゃんふーちゃんには完全にはあずけられないのね、でも万が一のことがあった場合は……」
「介錯をお願いしたいと、思っていたのよ」
『なるほど……ハハがなんていうか次第だね、保留にしておきましょう』
お借りしました
フフちゃん【illust/115741501】
一蓮托生【illust/115709205】
慌てて追加したゾーンなので拾わなくても大丈夫な仕様となっております。
執筆中にどんどん条件追加されても大変だと思いますので！
☆出会い頭に変身の意味を盛大に間違えていたことが発覚したので後で修正をさせてください！ 時間をくだせえ！
2024-07-02 12:13:20 +0000