学校の怪談編集委員会編『学校の怪談スペシャル1』に載る現代妖怪。
灰色のスーツを着てメガネを掛けた人間の姿で、とある中学校に現れたという。名前の由来はゲバチという魚に似ていて頭部が大きく、角張ってるためとされる。
ゲバチの姿は特定の人間にしか見えないとされる。
ゲバチを目撃した三人の中学生は苦手な教科の成績が劇的に上がったが、一年後にゲバチを見た同じ日に事故で死亡。更にその一年後にもう一人が死亡し、更にそのもう一年後に事故に巻き込まれて、最終的にはゲバチを目撃した者全員が死亡した。
ゲバチによる死を回避するのは不可能なようで、注意を払ってても家に横倒しになったクレーン車が激突する、校舎にヘリコプターが墜落するなどの予想外の事故で死亡するとも語られる。
参考文献
朝里樹「日本現代怪異事典」
2024-06-28 10:08:01 +0000