「はねのひと」 「はねのひとだ」
魂の揺り篭の子らが無邪気に飛び回る
羽のように見えるそれは体毛の一部でしかないが彼は否定も肯定もするでもなく柔らかく微笑みそれを迎える
この一連の流れも日常の一部になってしまった
今日もまた、この地に眠る彼女へ会いに来た
「おはよう、今日も綺麗に咲いてるのを摘んで来たよ」
「魂は肉体に宿るのなら、思い、絆は 何処にあるのだろうね」
「…僕がこの姿になる限りは、君は此処に居続けてくれているということなのだろうね」
墓石に向かって一人話す
これも彼の日課なのだ。
「また明日も来るよ。君がここに居る限りは」
-----------------------------------------------------------------------------
庭園内でのみ、絆の姿になる者の話
この姿になる限りは、彼女は此処に居る そう信じている
彼女が居るのを確かめるように毎日のように庭園に通っている
4章中もおそらく来てる…彼女の眠る場所を護るために動くので庭園防衛のモブなどにもどうぞ
シルヴァチカがガラルア王国所属なので解放タグで失礼します
庭園墓地 シルヴァチカ
オージャックの一族【illust/115765928】
所属ギルド リューション【illust/117068652】
妻と二人で所属していたらしい
2024-06-26 15:05:19 +0000