こんごう型護衛艦の実質的な上位互換に当たるミサイル護衛艦。
基本的にこんごう型護衛艦と構造は変わらないが、VLS垂直発射機の搭載量に大きな違いが存在する。
こんごう型護衛艦には、VLSミサイル発射機が前部に29セル、後部に61セルずつの計90セルが搭載されているが、
改こんごう型護衛艦には、VLSミサイル発射機を前部・後部に64セルずつ搭載し、総数128セルを搭載している。
これはアメリカ海軍のタイコンデロガ級ミサイル巡洋艦よりも多い搭載数となっている。
しかしながら改こんごう型護衛艦はVLSミサイル発射機を大幅に増やしたことにより、建造コストが高騰し、今現在我が国での保有数は3隻に留まっている。
2024-06-25 08:49:18 +0000