【DA】オセラリス

四辻庄司
Preview Images1/32/33/3

それが何であれ、誰であれ、脅威には立ち向かわねばなりません。
本機体が、皆様の開拓の一助とならんことを願います。
──『「オセラリス」運用マニュアル』、序文より

───

■オセラリス(Ocellaris)

型式番号:OVS-66L[OC] (Omni-Vessel,Small,version 66,Limbed,[Ocellaris])
全高 :13.5m(直立姿勢、脚部にオムニポッド装着)

ODPC(illust/119481819)の開発した、戦闘用小型パーソナルダイバー(illust/116274967 p3)。
同社が呼ぶところの「汎用機種」の一種であり、装備により戦闘機動と精密作業のどちらかに対応することができる。

機体構造には、同社の扱う「オムニモジュール」(illust/121796398)が多用されている。
四肢にある計4器の「オムニポッド」はもとより、それを取り付ける四肢そのもの・腹部と腰部・主推進機関さえもオムニモジュールであり、必要分をそろえれば作業現場でも構築可能。

手首は肢部オムニポッドに取りつけるオプションであり、内部容積を割けば収納することもできる。

■武装例:

・フォノンガンポッド(Phonon Gunpod)
指向性超音波兵器。
目標に高速振動を送り込み、繰り返し歪ませて破壊する。
その性質上、振動を伝える特定の媒質―空気や水など―に合わせて設計され、また発振器と目標の間が一種類の媒質で満たされていないと効果を発揮しない。
マイクやソナーなど、振動や音を感知するセンサーに対しては特に大きな損傷を与える。
度重なる更新を経て、現行モデルでは長射程直線の「収束」短射程広範囲の「拡散」、二つのモードを切り替えて撃つことが可能となった。

・フォノンシェーカ(Phonon Shaker)
フォノンガンの変種となる、近接戦闘用超音波兵器。
大型の振動子を接触させ、媒質を介さず直接高速振動を送り込む。
性質上周囲の環境に影響されず効果を発揮し、また伝達効率が高いため、同じ出力ならフォノンガンよりも大きな破壊を引き起こす。
振動子は頑丈に造られており、高速振動させずとも単純な打突武器として用いられる。

・軽魚雷
極小型のスラスタモジュールと爆破モジュールを組み合わせた魚雷。
全長28mほどまでの中型目標を想定しており、一撃の制止力を高めるため目標の規模に対して比較的大型な作りとなっている。
護身用として作業用機の本体や肢部オムニポッドに仕込んでおくほか、戦闘用機では手持ち武器化した連装モジュールに搭載しても用いられる。

───

ダイバーアクアリウム、続いてはパーソナルダイバーのご紹介。
「水中機」 と「モジュール化」をテーマに、潜水艇と有形ブロックトイのイメージを統合して描きました。

質問や問題点などありましたら、ご連絡いただければ幸いです。
キャプション内容は、問題点の解決などのために逐次書き換える可能性があります。

───

内訳は以下の通りです。
p1:メカシート
p2:武装例
p3:モジュール分解図

───

(2024-08-24:「オムニモジュール」紹介ページへのリンクを追加)

#ダイバーアクアリウム#DA【共用】

2024-06-16 14:40:26 +0000