適当谷損気（喪中）最近、動画サイトに90年代の映画やTVムービーが複数上がっているのですが、その中にSDUが登場するものも幾つかありまして…
今回の下手絵はその中でも「飛虎雄風2」というTVムービーに影響されて描いたものです。
傑作｢飛虎雄心｣(｢香港最終指令｣)にあやかったようなタイトルで、そのうえ｢2｣とありますが、無印の｢飛虎雄風｣（これもTVムービー）とはストーリー上これといった繋がりのない作品です(香港あるあるw)
ともかく、主人公はSDU隊員なのですが、通常の攻撃隊ではなく「水鬼隊」というダイバーチームの一員という珍しい役どころです。
実際の｢水鬼隊｣は1981年、英海軍SBSの指導のもと、｢水上攻撃隊｣として発足し、SDU本隊の支援や偵察などを任務としていました。
2000年の再編成で陸上部隊と統合され解散したものの、現在はSDU隊員全員が、｢水鬼隊｣と同様の技術を学び持つことになりました。
今回の絵は、そんな水鬼隊のパッチの画像を見ながら、うちの弥生にダイバースーツやマスクなどを着用させてみました。
…今思うと、マスク外して素顔見せた状態も描いたらよかったかも…というか、今回はパソコンで色付けするのが面倒くさくなって手描き絵をそのまま撮影した次第です💦
ところで、｢飛虎雄風2｣の主人公役は呉毅将(ン・ガイチョン)という俳優さんなのですが、自分がこの方を初めて見たのは94年の「弱殺」（邦題:「先天性獣欲魔」)という映画で、精神障害者の女性をレ○プするサイコパス強○魔というマジキチ役💦
この｢弱殺｣を見た頃の自分は、まだ香港映画沼にはそれほどハマってませんでした。そんな頃に見た｢ジャッキー以外の香港の俳優さん｣の一人がガイチョンさんだったわけで…当然、そのインパクトは強烈なんてもんじゃありませんでした。
さて、それから数年後、私は香港警察ファンとしてネットで活動していたのですが、偶然、動画サイトに上がっていた港警の広報オムニバスドラマ「皇家警察実録」（92）を何気なく見ていたら、何とガイチョンさんが警官役、それも「勤務中に負傷し、車椅子姿での内勤に移らざるを得なくなった元刑事（しかもSDU隊員だったという過去まであり）」という悲哀の役どころで出演されているのを発見し、思わず「嘘やろ…」と思ってしまいました😂
この2年後に「弱殺」のあの役、更に2年後には水鬼隊員役で主演と、何でも演じてしまう俳優魂には驚かされます。
お粗末様でした。
2024-06-12 10:29:23 +0000