その蝉のような奴は一度聴いたら忘れられない笑い方しながら、多重分身に両腕の鋏から出る光の玉に鬼をも凍死させる赤い光、挙句に鬼の攻撃で死んだと思ったら脱皮からの復活と、どこか大衆娯楽小説の忍者を思わせるような派手な立ち回りしながら俺の前から消えやがったんだ。―――宇髄天元より
2024-06-10 16:20:10 +0000