まだ決まっていませんが、フォロワーの方から「旦那の主観視点」をテーマ化してほしいとメッセージがありました。
主観視点のタグを軽く調べてみたところ、要はジオナやアゼリエのような旦那といちゃつく場面、でしょうか?
試しに、以前から要望があった「風呂シーン」…の前の脱衣所での一場面を絵師さんにお願いしてみました。
(うちは全年齢にこだわっていますので、規制に引っ掛かりそうな要望は勝手ながら改変させて頂きます)
「あ、あの…や、やっぱ一人で入らせて…せ、せめて夜なら……」
今にも消え入りそうな震え声でそう言って、緊張しているフレナは有無を言わせない上目遣いで私を見つめた。
気弱で軽く捻ったら折れてしまいそうな彼女が実は呪いで幼くなった私の妻だとは、誰が想像できただろうか。
「却下だ、夜だとおまえ手に負えないし、風呂にならなくなるだろ?」
邪悪な妖精が彼女にかけた呪いは、夜だけ本来の年齢に戻れる代わりに理性のタガが外れるというものだ。
そのせいで彼女の愛の重さを十分に知らしめられたが、私が欲望に負けるたびに昼間の彼女は幼くなっていく。
これ以上呪いが進めば、フレナにも子供にも危険が及ぶ。心を鬼にして、私は彼女の懇願に対し頭を振った。
あとは、予約してやっと順番が回ってきたこのスライム温泉の効能が本当に噂通りであることを信じるしかない。
※一応オリジナルのはずなので「うちの子」と言いたいのですが、自分で描いていたわけではないので迷ってます。
もし「うちの子」という呼び方を使ってはいけないでしたら、お手数ですが教えてください。ありがとうございます。
2024-06-07 01:23:50 +0000