宇宙議会連合によって秘密裏に復興を果たした新生オックスアース社の開発する、ルブリスの後継モデルの一つ。
MS型ガンビット『ガンヴォルヴァ』を遠隔運用する統括機としての能力を検証する目的で、ルブリス量産試作モデルをベースに建造された。
出自の露見を防ぐ為、外装の一部を変更。頭部前面にはバイザーシールドが追加され、特徴的なデュアルアイ・センサーを隠す欺瞞措置が図られている。額のV字アンテナは左右で役割が異なり、右は通信用、左は無人機をコントロールするGUND制御用アンテナである。
装備に本機独自のものは存在せず、ガンヴォルヴァと共通の火器と盾を使用。同社が保有する私設部隊によってプロトタイプ・ガンヴォルヴァ(無人型)と共に評価試験が実施され、数度の実戦投入も行われた。
運用にあたり、戦災孤児の子供達を"調達"。当然ながらGUNDフォーマットによってMSと直接繋がる行為は人体に大変な負荷をもたらす為、本機の試験を終えるまでに夥しい数の犠牲者を出している。
ウル、ソーンを始めとする新生オックスアース製ルブリスの始祖であり、源流とも言えるルブリス・ディースは、全てのテストを終えると役目を終え、秘密工廠に残置された。
その為、エアリアル及びレディ・プロスペラの襲撃によって損壊、完全に失われている。
2024-06-06 10:09:33 +0000