ぐっきー餃子の街と知られる栃木県宇都宮市、この街にかつて存在していた宇都宮競馬場は１９３３年に姿川村（現在の宇都宮市西川田町とその周辺）へ開設され当時は宇都宮・足利・小山の三か所で競馬が行われていました。年に春と秋の２回開催で開催日は１回が４日と決められ初期の売り上げは４日間の開催で
１０万円前後が普通で１９３６年に最高２４万円という売り上げを出しますが日本が戦争へと突入すると軍馬資源保護法により軍馬の鍛錬馬競走が行われ、１９４４年には軍に接収され高射砲陣地が構築されている。戦後は１９４６年に競馬が復活し１９４８年の競馬法により年４回開催の１回の開催日数が
６日と決められ１９５２年の８月開催の時には２０００万以上の売り上げがありました。
その後は不況や娯楽の多様化等で低迷し１９９３年に赤字を出し壬生町羽生田への新競馬場移転計画も赤字や景気低迷のため１９９９年に頓挫し２００５年３月のレースが最後となり２００６年３月で廃止されました。跡地はカンセキスタジアムとちぎ（栃木県総合運動公園陸上競技場）として整備され駅やその周辺には競馬場の名残が今も残されています。画像上の『第４駐車場』は西川田駅東口を出て線路沿いを北上すると踏切が見えてくるのでそこを右折、しばらく歩くと右手に見えてきます。画像中はスタジアム西側の
道路沿いにあるバス停、画像下の案内図はスタジアム北の八宝堂という場所の近くにあり他にも西川田駅から南東方向にある西川田1号児童公園の道路沿いにも残されています。
場所：カンセキスタジアムとちぎ
住所：栃木県宇都宮市西川田２丁目１
最寄駅：東武鉄道宇都宮線 西川田駅
使用モデル
POWERさん POWER式私服ヘリオス ver 1.0
ログ太さん micPhoneX
2024-06-01 22:08:46 +0000