では、テーマ「目立ち始め」続投しますね。「悪阻を理解してない子(悪阻自体は重い)」という要望に応えます。
文明レベル的に和国は観光事業もあるし、汽車までありますが、教育は普及しているのかは分かりませんね。
訳の分からない体調不良により絞り切った雑巾のようにゲッソリとしているお年頃の子を描いていただきました。
領主から土地を借りていた両親が失踪してから十年、幼くして田んぼを継いだアルジュもお年頃になりました。
彼女は親の顔を知らない弟を養うために人並みの幸せを諦めてきましたが、最近どうも様子がおかしいのです。
少し動くだけで動悸して息切れし、食事も喉を通らないのに、痩せるどころか腹回りが緩くなってきています。
明るかった性格も暗くなり、昨日「もうすぐパパとママが帰ってくる」と虚ろな目で呟く彼女を見た人もいました。
そういえば、領主が雇った錬金術師の男は、なぜか小作人でしかない彼女のことを気に入っているようです。
その男には実は魔族だという黒い噂があり、姉がもう何かされたのではないかと彼女の弟は心配しています。
※一応オリジナルのはずなので「うちの子」と言いたいのですが、自分で描いていたわけではないので迷ってます。
もし「うちの子」という呼び方を使ってはいけないでしたら、お手数ですが教えてください。ありがとうございます。
2024-06-01 00:25:44 +0000