「私をこんなところに寝かせてどうする気?」ヘルタは不安げに目を揺らす。「何もしないよ。ただ君見ていたいだけ」「頭おかしいんじゃない?」「嫌なら好きな場所で、好きなようにすれば良い。俺は君を見ているから」ヘルタは少し考え込んで言う。「……このまま居てあげる。模擬宇宙のテストを忘れないでね」
2024-05-31 18:00:15 +0000