コルド『それでいいのか?クウラ』
コルド大王が引退の話を息子達に話したときの話。
クウラ『それで構わないよ父さん。フリーザにコルド軍を継がせたらいいよ。俺如きでは父さんの軍を満足に動かすことはできない。フリーザなら上手く部下達を動かすことができるだろう』
フリーザ『な、なんだよ兄さん……。呆気なくそんな、……そんな……………。兄さんと話が拗れる事を考えて今日までボクは、修行をして万全な態勢をとってきたっていうのに……………』
コルド軍の後継者を譲るといったクウラの言葉に不満が溢れるフリーザ
クウラ『フリーザ、オレはもはやお前の戦闘力に遠く及ばない。お前の統率力にもだ。父さんも昔からお前に期待していたんだ。答えてやれ。』
そう言い放ち、家族に背中を向ける
外にはクウラを待つ3人がいた
サウザー『あ!クウラ君!』
ドーレ『先輩!終わりましたか!?』
クウラ『終わったよ。全く面倒臭い。』
ネイズ『んで?父さんの軍を任されることになったんスか?(笑)』
バシッ‼
クウラ『相変わらずムカつく野郎だなぁネイズ(笑)考えてもみろ、何でオレが親父の軍を率いらないといけない?親父のお下がりなどまっぴらごめんだ(笑)そんなものは偉ぶりたいフリーザに全て押し付けてやる(笑)』
サウザー『フフ』
クウラ『サウザー?何で笑う??』
サウザー『いや、なんでもないよ』
クウラ『ん~~…』
ドーレ『それで、これからどうするつもりです?』
旅に出るつもりだ
サウザー『……………』
クウラ『一族のしがらみから抜けられたんだ。これからは知らないことを知る旅に出たい。』
サウザー『遂に、クウラ君の夢を叶える時が来たって事だね?』
クウラ『あぁ。弟に全て擦り付けて気兼ねなく好きなことができるのさ(笑)楽しみでしょうがないぜ』
サウザー『そのことなんだけどクウラ君……俺達も、連れて行ってくれないかな?』
クウラ『ん?』
ドーレ、ネイズ『ニヤニヤ』
クウラ『なんだお前等‼』
ドーレ『先輩昔から言ってたじゃないですか。一族の事が無くなったら好きな事をするんだって(笑)』
ネイズ『それが今日叶ったんでしょ?(笑)』
サウザー『クウラ君がその日を迎えたら告白しようって、僕達3人で昔から決めていたんだよ(笑)
クウラ『告白だと??』
呆気に取られるクウラの目の前で3人は跪く
サウザー、ドーレ、ネイズ『クウラ様、何なりと御命令を‼』
クウラ『なんだお前等‼』
サウザー、ドーレ、ネイズ『御命令を‼』
クウラ『………………………………………ん~~……解散‼』
サウザー達『それはないでしょーッ‼(笑)』
クウラ『…………………………勝手にしろ。』
サウザー『ありがとうございます!勝手にします(笑)』
クウラ『…………………………』
ネイズ『じゃあ今日から俺達の事はクウラ機甲戦隊とお呼び下さい(◔‿◔)』
バシッ‼
2024-05-28 18:29:05 +0000