まだ描き上げてなかったマイナスゴジラの最初の姿、大戸島の伝説の呉爾羅の擬人化になります。
大戸島の伝承に古くから伝わる怪物。出現する際はその周辺の海面、岸に大量の深海魚が浮かんでくる。
恐竜のような姿をしているが、高い自己再生能力は変異前から健在。
1946年たまたまビキニ環礁を回遊していた呉爾羅は米軍の行った水爆実験、クロスロード作戦に偶然見舞われてしまった。
ありとあらゆる生命を焼き尽くす灼熱の熱波が全身を焼くが、持ち前の高い自己再生能力で耐え抜く。しかし、体内の細胞の奥深くにまで入り込んでしまった放射線の影響で細胞の再生にエラーに次ぐエラーが重なり、再生し続けた際に元の姿へと戻れず、その大きさすらも大きく変異させてしまう程にまでなってしまった。
決して求めていない力と姿、それらを与えた人類の全てに対する怒りと憎しみを持った大怪獣『ゴジラ』の誕生の瞬間であった…。
2024-05-25 14:28:43 +0000