ハートキャッチプリキュア! 〜志久ななみ、躑躅の咲く丘に立つ〜

W.M.R.

 5月になりますと、快晴の日は、日中最高気温が24度を超越するようになりまして、初夏らしい陽射しが照り付けます。
 市街地や郊外の公園などでは、赤・白・紫などの、様々な色の躑躅(つつじ)も咲いていますが、わたしは躑躅が咲く事により、初夏の到来を実感します。

 今回は、西暦2010年(平成22年)に放送された、『プリキュアシリーズ』の5代目『ハートキャッチプリキュア!』
(以下、5代目と表記します)の準レギュラー・志久ななみを、久しぶりに、体操服とブルマーの姿にアレンジしました。
 5代目のキャラクターを、体操服とブルマーの姿にアレンジするのは、「Pixiv」では、今回が4度目になります。

 志久ななみを描くのは、今回で4度目になりますが、過去の約3回のイラスト(illust/81449341https://www.pixiv.net/illustration/edit/98195737illust/108111881)が、皆様からの評判が良かったものですから、その延長にもなります。
 今回のイラストは、第1回目のイラストの「セルフリメイク」にはなりますが、志久ななみを、体操服とブルマーにアレンジするのも、今回で4度目になります。
 どなたも、志久ななみのこうした姿を描いた事は、ほとんどなかったと思いますが、まさか、志久ななみが、又しても、体操服とブルマーの姿になろうなどとは!?
 今回のイラストを御覧になる方は、又しても、困惑されると思います(笑)。

 今回のイラストは、志久ななみを演じられた、声優・藤井ゆきよさんのお誕生日に合わせて、約2日前・5月14日に送った絵葉書、いわば最新版が、原版になっています。
 投函する前に撮影した画像の一部を、トリミング加工して、リサイズしました。
 今回のイラストの原版になった、絵葉書が届いた時に、藤井ゆきよさんも、さぞかし、吃驚仰天されたかも知れません。
 まさに1週間遅れにはなりましたが、藤井ゆきよさん、お誕生日おめでとうございます。
 今回のイラストは、『プリキュアシリーズ』のファンが、まさに目の幅で落涙したと言われる、5代目の第14話にも合わせた投稿になります。

 イラストが、やや明るめに見えるのは、デジタルカメラの光量調整によるもので、ストロボは使用していませんが、季節が季節ですから、赤・白・ピンク・緑・紫の、様々な色の躑躅が咲く場所で、暖かい陽光を受けて、リラックスしている、とイメージして頂ければ、何よりです。

 キャラクターデザインが同じ馬越嘉彦さんの『おジャ魔女どれみ』シリーズは、ブルマーが末期を迎えていた頃の作品ですが、志久ななみも、事件解決後ならば、多少は気持ちが軽くなるだろうと考えまして、青×白の体操服と青のブルマーにアレンジして、昭和時代末期から平成時代初期のイメージにしました。
 今回のイラストは、例によって例のごとく(!?)、「お約束」で「非エロティシズム」を重要視して描いていますから、性的嗜好とはまるで関係がありません。

 今回のイラストは、前述しました通り、第1回目のイラストの「セルフリメイク」です。やや不自然なところもあるかと思われますが、わたしなりに似せながら、描いてみました。
 毛髪の色は茶色にして、毛髪の外周のハイライトは黄土色で塗りました。毛髪の外周のハイライトは、枠が入った為に、やや不自然に見えるかも知れませんが(苦笑)、以前の7代目の準レギュラー・柏本まゆかのイラスト(illust/77138714)の反省点を踏襲しています。
 瞳の色は、焦げ茶色と黄土色の配色にしました。
 髪留めは、ピンクにして、あまり目立たないようにしました。
 左手の指は、極力リアルに描きましたが、馬越嘉彦さんの画風に合わせて、鋭利に描いても良かったでしょうか。

 体操服とブルマーの詳細および内容は、第1回目のイラストのキャプションで書いている事とも、全く同一ですから、今回は一部を割愛致しますが、志久ななみは、長女らしく、体操服を「中入れ」にする方が、きちんと引き締まるでしょう。
 リアリティーを表現するべく、最小限かつ不自然にならない程度に、皺や胸部の膨らみも表現しましたが、極力、「非エロティシズム」を重要視しました。胸の乳首はオミットしました。
 また、しなやかさを表現する意味で、極力「柳腰」にも見えるように、注意しました(笑)。

 葉書のスペースの都合上、足までは描けませんでしたが、白無地のハイソックスを履いて、靴は、体操服とブルマーの色に合わせて、青×白のナイキのスニーカー(個人的な理想は、エアフォース1です)または上履き(靴底は白)を履いている、という姿が、個人的なイメージです。いかにも、健康的(!?)で活発な姿に見えるでしょう。

 体操服姿を描くにあたっては、極力格好良いプロポーションにしながら、それでいて「エッチ」になり過ぎないように、多少の「色っぽさ」を加味しながらも、「或る程度の節度」を保ちながら、描くようにしています。「或る程度の節度」を保つ為に、極力「非エロティシズム」を重要視しながら描いています。
 志久ななみのプロポーションが、一寸ばかりスマート(または華奢?)になり過ぎたと思いますが、なるべく均整の取れた体形にしました。

 今回のイラストの、志久ななみが立つ、躑躅の咲く丘は、季節および5代目のテーマに合わせて、5代目に何度も登場する、希望ヶ花市を一望出来る丘──第1話で花咲つぼみ(キュアブロッサム)が妖精のシプレとコフレに出会った丘──を、イメージしました。しかしながら、躑躅は、様々な種類がありますから、赤・白・ピンク・緑・紫と、不自然にならないように注意しながら、様々な色で表現しました。また、良く澄みきった空気もイメージしました。
 イラストの絵葉書の雰囲気を醸し出すには、バックの様々なアレンジも大事なのでしょう。

 今回のイラストでは、志久ななみは、第14話の事件解決後のイメージで描いていますが、例の丘から、希望ヶ花市を一望して、「素晴らしい‥‥‥!!」と感じて、何か心に期するものがあったのか、早速、体操服とブルマーに着替えて、満開の躑躅の丘で記念撮影、というイメージです。

 例によって例のごとく、着色は殆どマジックを使用して描いています。着色の際には、「色ムラ」が出ないように十分気を付けましたが、陰影が付かない分、あっさりとした印象になるかと思われます。
 何よりも原版が、藤井ゆきよさんに宛てて送った絵葉書ですから、なるべく明るい色にしました。
 いずれかの機会には、志久ななみと、7代目の準レギュラー・柏本まゆかを、体操服とブルマーにアレンジして、共演するイラストが、描きたいです。

 今回のイラストも、出来る限り力を入れましたから、『プリキュアシリーズ』のファンの皆様、特に志久ななみのファンの皆様のお気に召して頂けましたら、幸いです。

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2024-05-16 03:00:02 +0000