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楚星蘭三illust/118528473 でナチスを題材とした舞台演劇の絵を投稿し、前後して投稿した「悪の少年組織」関連の投稿にも「赤・黒・白または銀」のカラーリングが結構多かったことから（illust/112619194・illust/118394823・illust/118597802・illust/118628604）、そういえば昔、戦後欧米のどこかの国の極右団体かなにかの団旗として、どこかで使う事もあるだろうくらいのモチーフを考えたことがったなと思い出し、再現してみた次第です。
要は、ナチス・ドイツの「ハーケンクロイツ」の、L字型の腕の数が4本から8本に倍増しているというもので、1・2枚目は腕が同一方向に円陣を組んでいる（2枚目が、鉤の方向もナチスと同じ）名づけて「鉄車団」、3枚目の「鉄蜘蛛団」は、腕の方向が適宜互い違いになって「クモの脚」感を出しているというものです。今思えば「鉄蜘蛛」のほうは、上半分4本の腕も下半分同様鉤を内向きにして、上下でシンメトリーにしたほうが、より「蜘蛛感」は出せたかな、という気もしますが。→＊その方向での別案を4枚目に追加しました。
とはいえこの架空団旗も全くの独創ではなく、以下のものがヒントになっています。
・映画「サウンド・オブ・ミュージック」のドイツ併合後のシーンでトラップ家の娘（3女？）がハーケンクロイツを「黒いクモ」になぞらえるセリフ。・
・同じく「クモ」と通称された、南米チリの右翼団体「祖国と自由」のロゴマーク。
・南アフリカの白人至上主義団体「アフリカーナー抵抗運動」のロゴマーク。こちらは「ハーケンクロイツ」に1本足りない、つまりかぎ状の腕（表向きは数字の7）が3つ円陣を組んでいる。
参考：
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Cadeneta_FNPL.svg
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Flag_of_the_Afrikaner_Resistance_Movement.svg
そういうわけで、これらのモチーフを自作品で用いる見通しもありませんので、フリー素材としどなたでもお使いになれるものとします。「団」を「党」あるいは「隊」に、鉄車団の腕の数を5～7に、鉄蜘蛛について、上に書いた腕の配置別案、クモの胴体にあたるダイヤ形（◆）のシルエットをくわえてより「クモ」の再現度を増す、等の改変もご随意に。
2024-05-14 09:02:40 +0000
