国鉄末期、三島会社向けに旧型気動車群の置換えによるコスト削減のために開発されたキハ54形近郊気動車。
レールバス然の0番台に比べ標準的な北海道仕様500番台の設計は後に暖地向けに逆輸入、急行にも対応した1000/1500番台は本州三社にも多数配備されキハ20やキハ58の後継を務め上げた。
キハ54が新時代の国鉄・JR形気動車の標準になった世界線。
北は稚内から南は枕崎まで、信頼出来る堅実設計と工夫に満ちた低コスト気動車は日本全国で重宝されるべきだったと今でも思うのです。
2024-05-04 08:00:29 +0000