【ゼクシード弐章】蒸発【交流】

ハナヤギ

こちら【illust/118376738】とこちら【illust/118376859】とこちら【illust/118377288】のお返事になります









ア/イ/ア/ン/ヘ/ッ/ドをくらい
こ/ご/え/る/か/ぜで凍てついた
身体を無理やり動かし立ち上がる

「ま、まだ立ち上がるんですか!?」

「コア 下がって」

ぶわりと雨に負けない炎を灯す
じゅわぁ じゅわぁ
雨とこおりと炎がぶつかり
蒸発する音 自分も これと同じで
あっという間に蒸発寸前の状況

雨が降り 傷だらけ
高ぶっていた闘志も萎えている

そう思い 先程とは違い
澄んだ瞳を mrkrsとsngに向ける
2人は身構える

アタシは言った 逃げないでねと
なら アタシも逃げてはダメなのだ
ぱちぱちと 炎が着火しようとする音
ばしゃりと 水溜まりを踏む

…あはっ どっちにしろ
逃げられないのだ
顎を伝ったのは 雨だろうか
それとも 悔しいあまり
流された涙だろうか

「…まぁ どうだっていいか」

ぶわり ぶわり 炎を強める
それに応じて 雨と氷が蒸発し
白い霧が充満する

どうせ 勝てないなら…





判定
4→失敗
(持ち上げた耳をべしゃっと下ろし 炎が消える 目を閉じ 攻撃が来るのを待つことにした)





お借りした子
コアさん【illust/117777008

グレイスくん【illust/117776857

うちの放火魔【illust/117741375



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2024-05-02 23:58:13 +0000