エイプリルダイナソー2024(前編)

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一昨年(illust/98251931)、去年(illust/107760851)に続いて、X(Twitter)に投稿した「いそうでいない恐竜・エイプリルダイナソー」をまとめました。
あまりにも多く作ってたので前後編に分割。
後編(illust/118320610)

学名:ディナストケラトプス(オオカブトの角竜)
全長:5m 分類:ケラトプス科
目の上の二本角が額で癒合し、一本の角に変化したケラトプス。横に埋まっていた頭骨の化石がクリーニングされるまでトリケラトプスと誤認されていた話は有名。

学名:ステゴアルマ(屋根を背負った鎧)
全長:7m 分類:アンキロサウルス科
鎧竜でありながら背中の2列の装甲や尻尾の棍棒がステゴサウルスに酷似した形態をしている。この類似性は自衛のための装甲をディスプレイに転用した結果の収斂進化と推測されている。当初は「ステゴペルタ(屋根で覆われた盾)」という学名だったが、同名のノドサウルス科がいたため改名された。

学名:ユニコサウルス(ユニコーントカゲ)
全長:25m 分類:ディプロドクス科
頭頂部に角の土台らしき痕跡が確認され、サイのように角質の角が生えていた可能性がある。ディスプレイ用と推測される角は細長く描かれることが多いが、近年では太く短い復元も目立つ。

学名:パイソルニス(ニシキヘビの鳥)
全長:4m 分類:アルヴァレスサウルス科
アルヴァレスサウルス類らしからぬ体高2m近くもある種。 棲息する大陸がオルニトミムスやオビラプトルの仲間がいない環境だったことから、そのニッチにつき大型化したと思われる。

学名:バグスヴェナトル(流れ者の狩人)
全長:10m 分類:スピノサウルス科
南米経由で北米大陸に進出した希少なスピノサウルス類。しかし、ワニ類との競合や気候変動により繁栄することが出来ず、北米進出から程なくして絶滅してしまったと推測されている。

学名:スコドラコ(ワニのドラゴン)
全長:15m 分類:スピノサウルス科
スピノサウルスに匹敵する異様な巨体を誇る。一部の学者からはスコドラコは独立種ではなくスコミムスの巨大変異個体、またはスコミムスとバリオニクスとの交雑種ではないかとする声もある。

学名:ノーシスラプトル(クルミ泥棒)
全長:2m 分類:オヴィラプトル科
現代のオオハシのような巨大な嘴が特徴的。嘴は異性へのアピールとして発達したと推測されるが、硬い殻の餌を粉砕したり、魚の捕獲や捕食者を牽制する武器にも役立った可能性がある。

学名:ロストルミュトス(嘴のあるイモリ)
全長:10m 分類:ハドロサウルス科
平べったい嘴と尾鰭のように縦長な尻尾が特徴的。化石の解析から水草や甲殻類などの水棲生物を食べる半水棲の生態であった可能性が高く、その姿は旧復元のアナトサウルスに酷似する。

学名:タタロングクルス(あしながおじさん)
全長:8m 分類:アベリサウルス科
近縁のカルノタウルス以上に極端なまで後脚が巨大かつ長い。脚力も見た目どおり高かったが、ここまで脚部を巨大化させた進化の道筋やどのように狩りをしたかなどの生態は謎が多い。

学名:ボルテチノラプトル(蒼き狼の泥棒)
全長:4.5m 分類:ドロマエオサウルス科
大型のラプトルで、前肢の親指の爪が巨大化し手足に合計4つの鉤爪(シックルクロー)を備えている。
この鉤爪は様々な獲物を狩るほかに、樹や岩場を登るのにも適していたようだ。

学名:ロロインプデンティア(転がる厚皮)
全長:5m 分類:ノドサウルス科
鎧竜でありながら皮骨板はあまり発達しておらず、厚く発達した皮膚の鎧で身を守っていた。骨格と鎧の柔軟さからアルマジロのように丸まって防御できた可能性が少なからずあるようだ。

学名:ヌルロフォサウルス(トサカのないトカゲ)
全長:7m 分類:ディロフォサウルス科
トサカが全くないことを除けばディロフォサウルスに類似する中型の捕食者。この種が進化の過程でトサカを失ったのか、逆にトサカを獲る前の祖先種かは未だに研究がされている。

学名:マラムコロナトゥス(戴冠した邪悪)
全長:11m 分類:ティラノサウルス科
進化型のティラノサウルス類でありながら、頭部に原始的な種に見られる骨質のトサカが発達している。トサカはディスプレイのほか、同族同士の争いを避ける効果があったと推測される。

学名:アントラケファレ(枝角の頭)
全長:10m 分類:ハドロサウルス科(ランベオサウルス亜科)
鹿の角のように枝分かれしたトサカが特徴的。成長と共に枝が伸びていったトサカを用いた鳴き声はトランペットに似ていたと推測される。

学名:マグナドルサリス(偉大な背鰭)
全長:10m 分類:カルカロドントサウルス科
上半身に脊椎が長く発達した「帆」を持つが、近縁のコンカベナトルとは逆に腰の部分には形成されていなかった。この事から発見された個体は雌の可能性が高いとされる。

学名:ネロティラヌス(暴君ネロ)
全長:12m 分類:ティラノサウルス科
白亜紀末のヨーロッパ(ユーラシア西部)に進出していた大型のティラノサウルス類。 一部の学者からは、本種はタルボサウルスの同属で「タルボサウルス・ネロ」にすべきと提唱する声もある。

学名:イブルネアトプス (象牙の顔)
全長:9m 分類:ケラトプス科
角以上に頬の突起が極端に大きく、ゾウやマンモスのような長い「牙」のように発達している。 その見た目から「マンモスサウルス」という通称で呼ばれることが多い。

学名:ケラトワイバーン(角のある翼手竜ワイバーン) 翼長:10m、体高:4m 分類:アズダルコ科
後頭部から当時既に絶滅したプテラノドンのものに似たトサカが伸びたケツァルコアトルスの仲間。アズダルコの仲間でもトサカが発達した種がいたとして注目されている。

学名:ドロメオイカルス(疾走するイカロス)
全長:4m 分類:オルニトミムス科
近縁種よりも長大な腕と強靭に発達した胸部の骨から、力強く羽ばたくことが出来たと思われる。長い後脚で疾走した勢いで翼を使って空に飛び立てた可能性が挙げられているが真偽は不明。

学名:カナディアモンストラム(カナダの怪物)
全長:8m 分類:メガラプトル科
カナダで化石が発見された白亜紀の肉食恐竜で、鼻先にケラトサウルスと似た小さな一本角が生えている。発見された化石はまだ若い個体であり、成体はより巨大であったと推測されている。

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2024-05-01 01:14:44 +0000