(1コマ目)
桜満開の中を歩くリリーホワイトちゃん。
ふと、春らしい静かな雨が降ってきた。
「春雨じゃ濡れて行こうですよー、へっちゃらですよー」
雨なんて気にせず花見を続けていたのだが…
(2コマ目)
「あ、あれ? 春雨にしちゃ強い雨…ずぶぬれですよー…」
ところが雨脚が強まり、夏の豪雨を思わせるような雨になってリリーちゃんも参る。
そして、上空には変な雲が浮かんでいて…
(3コマ目)
「あの雲が怪しいですよー」
変な雲を調べに行くリリーちゃん。
すると雲の上にはレティさんがいて(ジュゲムみたいに)、雪の袋から雪をバラまいていた。
(もちろん暖かいのですぐ溶けて雨になり、その分雨脚が強まっていた模様)
「レティ! 何やってるんですよー!?」
「まだ冬…冬だもん…」
「いい加減諦めて寝てくださいよー!」
冬が終わるのが悲しく、そしてまだ冬を続けたくて、泣きながら雪を降らせるレティさんだった。
(なお昨年も桜に雪を降らせて怒られてた模様 → illust/107545499 )
(4コマ目)
1コマ余ったので、幽香さんの俳句で締めたいと思います。
(四季のフラワーマスターは俳句の季語にも詳しいはず)
「春雨は 去りゆく冬の 涙雨」 ~幽香 四季の俳句~
(どこぞのおじいちゃんが詠んだ俳句みたいになってしまいましたが…)
2024-04-17 12:32:41 +0000