話を聞けば、アタシが成り行きで討伐に成功したギャラドスは「永雨のドラグーン」と呼ばれていたらしい。だからって何てことはないが、屍と化したであろうソイツの鱗を剥ごうとする海軍の技師にはちょっと引いた。海底遺跡に戻る道中で遠目から見ただけだから何も言わないけれど。
ふと耳を澄ませば、やいのやいのと騒がしい声が聞こえる。何事かと思えばミlロlカlロlス相手にやや苦戦気味の御一行の姿が。戦闘中に時空の歪みでも発生したのか、先手を取れるはずの状況でそれが覆されたらしい。十中八九『トリックroom』のせいだろうと推察したけれど...そこはまあ、何とかなりそうな様子だ。問題は『メlロlメlロ』の被害者が出ていたこと、回復手段として『自己再生』で粘られそうだということ...仕方ない、本命は「ケイオスの群体」だけどちょっとだけ手伝うか。
岩陰から『猫の手』を経由して『封印』を使い、ミlロlカlロlスの『メlロlメlロ』を使えなくする。ニlャlオlニlクlスの♀には本来使えない技ではあるが、父親が同種族(勿論♂)だったのが幸いして一手間掛ければ使用することはできる。
「誰かいるの!?」
「...安心しな、依頼で遺跡調査に来ているしがない放浪者だよ。」
海軍のオlーlダlイlルと共にいた人間が、ミlロlカlロlスに『封印』を施されたのを察してこちらを振り向く。まあバレるよな。別に隠れるつもりはないんだけどさ...まあ今はどうでもいい。怪訝そうにこちらを見るラlグlラlーlジの兵士やマlホlイlッlプの戦士を他所に、アタシはそのまま『サイコnoise』をぶっ放す。でもこれはダメージ稼ぎが目的ではなくて、追加効果で「回復封じ状態」にすることがあくまでメイン。つまりこれでミlロlカlロlスは『自己再生』を使えなくなったわけだ。
「まあ後はおまけで少しばかり削っておこうかね」
おまけとは言ったが、相当手こずっているようなのでかなりのダメージは入れておいても問題はないだろう。そう考えたアタシは『瞑想』を二回積んだ上で大量の『shadowボール』と『サイコshock』の襲撃をミlロlカlロlスに喰らわせた。
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こちらの展開【illust/117835966】【illust/117849014】に辻エンカです。また、こちらの展開【novel/21971545】の流れにも少しだけ触れさせていただきました。すみません、中の人の画力不足により今回の一枚絵はこれが限界です...(土下座)
ローレライさん相手にかなり手こずっていると感じたアリナは『猫の手』を利用した『封印』で『メlロlメlロ』(ついでに『魅惑のvoice』も)の使用を、『サイコnoise』で『自己再生』の使用をそれぞれ封じました。ついでに『瞑想』を二回積んだ状態で『shadowボール』と『サイコshock』を大量に発射。そこそこのダメージは稼げたのではないかなと...
この後アリナは「ケイオスの群体」討伐のためその場を離れますが、要望があれば両壁展開や『バトンタッチ』によるバフ掛けはするようです。手伝うなら最後までやってやればいいのですが、こちらも他の仕事があるので...本当すみません...
※『デlコlレlーlシlョlン』のバフは貰っていません。何せ即離脱を想定しているので...もし受けたらちょっとだけクリームを舐めてそのまま礼を言って立ち去るかと思われます。因みに塩キャラメルは確定で気に入るかと(何も言わないけど背景に花が飛びます)
◎お借りした展開
まさかの現象発生 「VS不可視のローレライ」 【illust/117835966】
一斉攻撃! 「押し切れ!」 【illust/117849014】
素材採取? 「氷より冷たく海より深く」 【novel/21971545】
◎お借りしました(キャプションのみ)
「アルマデル」より
しっかり者のお嬢さん アリシアさん【illust/115762859】
「海軍海獣」より
メロメロ被害者 アグアスさん【illust/116380189】
「ガオレード」より
塩キャラメル過激派 ココモ・ルルナさん【illust/117035523】
歌声被害者 ラッジさん【illust/115723152】
手強い歌姫 不可視のローレライさん【illust/117473559】
◎拙宅
泥試合に黙っていられなかった アリナ・シャムロック【illust/115725473】
都合が悪い、解釈違い等はスルーかパラレル扱いでお願いします。
2024-04-15 00:57:26 +0000