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ポケリデアでイースターのイベントが
おこなわれはじめて最初の土曜日ー
妹がサークル活動に出かける様子を
玄関から見送ったポラティヌは
30分後の朝10時台に
イースターエッグハントを楽しむべく
妹お手製の桃色の種族モチーフの衣装を
身にまとってから自宅の扉をくぐった。
「絶好のエッグハント日和ね
いくつ見つけられるかしら?」
自宅から5分ほど移動した小さな公園で
ポラティヌはひとつ、またひとつと
タマゴを見つける度に
満たされた気持ちで心が潤っていった。
「ふふ いろんな模様のタマゴがあって
見ているだけでも楽しいわ」
しばらくタマゴを眺めてから
次の場所へと向かおうとすると
後ろから少し発音がおぼつかない
元気の良い声が自分より
少し低い位置から響いた。
「おねちゃのふく!
おとといっしょのいろ!
かわい──!!」
「ふふ ありがとう
この服はね 私の妹が
作ってくれたのよ」
「つご──い!かわいいなあ──!!」
まだ上手く舌が回らない様子の
桃色の耳先の女の子に
自身の着ている衣装を褒められて
くすぐったくも嬉しい気持ちに
なっているポラティヌの元に
黄色と白のカラーリングの衣装を
身にまとった女性が近づいてきた。
「あらあらこの子ってば……
よほどお姉さんの服と色が
お揃いなのが嬉しかったのね?
いきなり驚かせてしまって
ごめんなさいね……?」
「大丈夫ですよ
誰だって褒められると
嬉しくなるものですので
ええと……あなたは……」
「私はこの子の姉です
2人でエッグハントをしていた
ところなんです」
「でもね……おと……
まだいっこもたまご
みっけられてないの……」
耳を垂らして少し悲しそうな顔を見せた
女の子にポラティヌは提案をしてみた。
「それじゃあ……これも何かの
巡り合わせ……
一緒にエッグハント
しませんか?」
「!
良いんですか……?」
「はい……!
私は槇雲ポラティヌと言います」
「窺 陽火です この子は桜兎葉です」
「うかがいおとはでつ!」
元気良い声が混じりながら
互いに自己紹介を交わした後に
ポラティヌは桜兎葉の近くに寄って
優しい声色で問いかけた。
「桜兎葉ちゃんがタマゴを見つけたい
ところで私もタマゴを探すわ
行きたいところを
教えてちょうだい?」
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◇お借りしました!
オシャレな★マlリノレリワンピを
身にまとった
窺 陽火さん【illust/108165075】
キュートなピnpク衣装を
身にまとった
窺 桜兎葉ちゃん【illust/107081315】
ご姉妹のイベント衣装姿【illust/117698596】
◇拙宅
妹お手製のゴ二ョ二ョポンチョを
身にまとった
槇雲 ポラティヌ【illust/106740283】
イベント衣装姿【illust/117558104】
◇当作品によるお話の深堀りや
考察はご自由にどうぞ!
◇不都合の場合はパラレルスルーで
構いません……!
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◇ありがとうの春風 イベント概要【illust/116951900】
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2024-04-13 03:25:38 +0000