千草知香子時計を気にすると、なぜか針が動く音がいつもより聞こえますし、いつもより時間の進みが遅く感じますよね。
前回の反省もかねて、変にひねらず素直に陣痛室のベッドにフォーカスを当てる感じで描いていただきました。
一概に言えないと思いますが、私の場合は二回目は落ち着いて対処できたので、こんなタイトルにしました。
静かな夜の帳に包まれながら、刻一刻と強まっていくお腹の痛みに耐えるミサキは、短い息を繰り返していた。
痛みを少しでも和らげるよう愛する彼のことを思い出してその名を口にし、彼女は悶々と一人で戦っています。
別れようと言われて恋を諦めたら急に求婚してきて、赤子が出来て喜んでたら彼は今度は急に失踪しました。
涙と汗で濡れた枕を力一杯に掴み、幼馴染だからってこんなのあんまりよ、と彼女は声を荒げてしまいます。
そんな心の叫びもむなしく、不意に力んでしまったせいか一段と跳ね上がった腹痛にかき消されてしまいました。
※あの時帰ってきた彼は実は別人だった真実を彼女が知ったのは、数年後に本当の彼と再会した時です。
※一応オリジナルのはずなので「うちの子」と言いたいのですが、自分で描いていたわけではないので迷ってます。
もし「うちの子」という呼び方を使ってはいけないでしたら、お手数ですが教えてください。ありがとうございます。
2024-04-11 22:00:02 +0000