冬は夙めて・・・。雪の降りたるは言ふべきにもあらず・・・、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに、火など急ぎおこして、炭持て渡るも、いとつきづきし。昼になりて、ぬるくゆるびもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりてわろし・・・。
2024-04-10 06:21:02 +0000