公園のベンチで項垂れる僕に突然掛かる声
驚いてベンチ向かいの階段を見上げると
そこに居たのは同じ部署の後輩、アンバーだった
「一体どうしたんですか?
桜はきれいだけど…花見じゃないですよね?
全然見てなかったし」
「え、私?なんで居るのかって?
いやーさっきまで友達と飲んでたんですけどね
実は先輩が見えたから追跡したんですよー偉いでしょ?」
「…先輩もしかして今日の失敗引きずってます?
もう!ばっかだなあ!そんなこと全然気にしなくていいのに!」
「うーん…よし!それじゃあ今から私と飲みに行きましょ!
パーッと騒いで忘れちゃいましょうよ!ほらほらさっさと立って!」
そういうとアンバーは僕の手を取り無理やり立たせる
「あ!私お金ないから先輩奢ってね!」
そういって彼女は僕の背中を押した…
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仕事で失敗した僕を慰めてくれる後輩アンバー概念です
こんな後輩欲しいよ…飲みに行きたいよ…終電まで付き合って。
彼女は営業を行えばトップセールスになれそうですね
2枚目は線画です
2024-04-06 15:47:51 +0000