企画元:ポケサガ【illust/112023451】
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「……すまない、どうにも感情の機微には疎いんだ」
「落ち着けトコハナ、きみはもう少し自制というものを……やめろといってるだろ!後でゲンコツだぞ!」
「ここは魂の安息の地だ。一応は王国所属だが、誰に仇なす事もない」
「……墓守達が居る限り、戦がどうあれシルヴァチカは変わらない」
「きみたちには次が有る。その命、どうかできるだけでも繋いでくれ」
- ニワトコ -
性別:♂
一人称:ぼく
二人称:きみ
年齢:20代
特性:ふみん
技:バヶッチャが使える技全て(炎技が得意)
好き:花、歌
苦手:思い出す事
戦乱の中で、眠る事なく寄るべの無い魂を保護し続ける「オージャックの一族」の長。
幼い内から族長とされたらしい。
考え事が多く、リアリスト気味。
融通もいまいち利かない一方で情に脆い面がある。
それ故に矛盾を孕んだ言動を取ってしまうこともあるが、それも「気まぐれ」なだけと自分に言い聞かせる位には難儀な性格。
生まれつき一族の中でも異質な価値観を持ち合わせており、命を投げ捨ててまで果たす『つとめ』に対しても違和感を感じていた。
7年前に自分達が棲んでいた地が縁あって庭園墓地となり、他者との交流が増えて以降その異質さが顕著となった。
今となっては同胞の死も、自らの死をも恐れている。
年齢は若いように見えるが、
「何年も魂に触れ続けた」「何年も考えた」等不自然な言動が見られる。
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「友だちはね!ここでも外でも、どこでもできるんだよー!」
「あそぼー!おいかけっこしよー!」
「せいれーつ!おへんじー!いちにつけー!」
「わかってるの。つとめに背くと、ジャックさまはきっと悲しむと思う」
「それでもトコたちは変わりたい。シルヴァチカを守りたいの」
「……どうすれば、ぜんぶ大切にできるのかな?」
- トコハナ -
性別:♀
一人称:トコ
二人称:きみ
年齢:10歳前後
特性:ふみん
技:バ. ヶッ.チャが使える技(攻撃技も頑張れば使える)
好き:遊ぶこと、歌うこと、花
苦手:疑うこと、戦い
ニワトコにより『次代の長』として名付けられた、オージャックの一族の一個体。
むじゃきな性格、考え事が多い。
花飾りを外すと他のオージャックの個体と見分けがつかず、声音も同じ。
ひと懐っこく楽天家なのも変わりがないが、垣間見える言葉の言い回しや価値観が明らかに他の個体と異なる。
知りたがりで話したがり、感受性が強く泣き虫。
まだまだ勉強中らしい。
一族で守り続けた「命を懸けて孤独な魂に寄り添う」という務め、
先代の長『ジャック』が愛情により呪いのように植え付けてしまった、一族の在り方を変えようとしている。
「ひとりぼっちには寄り添うこと」「できるだけ自分たちも生きること」という思いを一族全員に分かってもらうことが夢。
謎に統率力があるようで、少しずつ同胞達も変わってきている……らしい。
褒めると調子に乗りやすい。
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*庭園墓地 シルヴァチカ【illust/115765928】
NPC オージャックの一族のうち名前のある二個体です。
※名付けられた話【illust/117394737】
※トコハナの花飾りは付けていない時もあるため、描写無しでも大丈夫です。
※3章インターバル以降はこのとき【novel/22210215】頂いた布製の昔日草の花飾りをつけている事もあります。
*何かありましたらpixivのメッセージまでどうぞ!
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【 補足 】
他にも描写回はありましたが、主に以下がのちの「トコハナ」となりました。
・雪と星【illust/115952392】…ポアロくん【illust/115731820】と遊んでいた個体
・のこすもの【illust/116909466】…歌っている個体(シオドアくん【illust/115891958】の絵を見て最後にコメントした者でもあります→【novel/21574770】)
・歌と傷【illust/116328232】…ユキノにある歌を教えた個体
・異質【illust/116590696】…カルティス樹海で唯一生き残った個体
・挿話【illust/117010130】…全シーントコハナ視点のお話
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◆7/7更新(ニワトコについて)
【novel/22513144】
60年前に先代族長ジャックに愛され、同じ様に彼女を愛した人間の剣士の生まれ変わり。若くして亡くなったのち、現在庭園墓地がある地に埋葬される。
ある1匹のバヶッチャの中に何年も留まった事もあってか、魂が混ざり合い同じ一族として転生した。
前世の記憶をすべて保持しており、オージャックの一族として転生した後、ジャックが残した『つとめ』を初めの内は変えようとした。
しかし強い違和感を感じながらも何も変えられないまままだった。『それがジャックの願いなら』と思い続けてしまったことで。
自らを案じられたこと、その上で終わらない戦で散った者達を冷静に見たことで、剣が無くとも何をするのが最善かようやく気づいた【illust/117394737】。
自らに再度の"次"が無いとしても、最期の時までシルヴァチカを墓守と共に『守る』と決意している。
…それはそれとして「死なないで」と次代の長に泣かれたので(なるべく)命は大事にしている。
2024-04-06 15:36:00 +0000