チャー研の50周年をお祝いして、キャロンを描きました。
アニメ版というよりは等身、服装、メイク等、舞台版の星元裕月さんを参考にして描いております。
舞台版は配信で観ました。研が4人いるカオスな空間なのになぜか原作の雰囲気が出てるという謎仕様。
目を引いたのはキャロン役の星元裕月さん。演出の方針なのかキャロンとしての再現度はそんなに高くない(失礼)ように振舞っていましたが、とにかく所作というか身体を使った表現が良かったです。ダンサーのように動き、ファッションモデルのように止まる。他の役者さんが演技とかコメディ的な表現に力を入れていた分、動き方という面が少し雑に(失礼)感じた中で、キャロンの動き方、止まり方は綺麗に感じました。
チャー研の作中では考えられない(失礼)クールビューティな要素が出ていたのは演出としての見せ方だったのか役者さんの判断だったのかは知りませんが、チャー研の舞台はわりと何でもありというか、原作自体が狂気の塊(失礼ではなく褒め言葉)であり、原作準拠を徹底するよりは、ストーリーのクレイジーさを壊さない程度のスタンドプレーはむしろ歓迎される内容だった結果があの演技なのかなと思っています。
かっこいい女性という感じがすごく出ていました。けっこう長いこと生きてきて映画もドラマも特撮もそれなりに見てきてますけど、こんなにかっこいいなと思える女性はいなかったですね。星元裕月さんは生物学的には男性なんですけどね。本人がコメントによるとトランスジェンダーを公表なさっているようで、そういう人にかっこいいというのはどうかとも思いますが、そう見えたものは仕方ない。この人にしか出せないあのクールビューティな感じを生かせるはまり役とかも今後出てくるのかなと想像しました。
50年の間、放映→発掘されてネットミーム→舞台とやってきているチャー研ですが、これからも愛される存在であって欲しいと願っております。
ではまた次回。
2024-03-31 18:02:07 +0000