深航艦「アルティアム」

帝政ミサギ

浮遊大陸戦記創作「天空艦隊の黄昏」世界の潜水艦にあたる飛行艦。

深航艦(Abyssal Ship)や潜雲艦(Subcloud)は、浮遊大陸群の下層に広がる分厚い雲海層に潜航する飛行艦である。
雲海層は光や電波を大幅に遮断し、目視は勿論、レーダーの探知距離も短くなるため隠密行動ができるが、有毒/高圧/酸性の危険な環境であり、これに耐える船体が必要である。

雲海内でも火器は使用可能なため、潜雲艦の武装は通常の飛行艦と大差無い。
初期の潜雲艦は敵の通商路や大陸の下まで忍び寄り、浮上して砲撃/爆撃するのが基本だった。しかし技術の発達により、他の艦や偵察ドローン、衛星などの情報を基に、潜航したままミサイルで攻撃を行う事が可能となった。

現代において潜雲艦の発見にはレーダーを使用する。
雲海で探知距離は短くなるが、発見さえできれば撃破は容易なため、対潜レーダー艦や浮遊島から吊るしたレーダー/機雷で濃密な対潜網を構築すれば、対策は可能である。
潜雲艦側もステルス化などで対抗しており、その競争は続いている。

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2024-03-29 12:24:45 +0000