老人と別れた後、谷沿いの道を進み続ける熊野。
日も傾き、野営の準備と食事を終えて川のせせらぎを子守唄に眠りについたところ…水しぶきの音が。
岩陰から覗くと、三人の小さな人影が鈍い赤色の光に包まれて石を川の流れに投げ込んでいる。その石が魚に命中して自ら跳ね上がるたびにきゃあきゃあと騒いでいた…その魚は魔法にかかったかのように彼らの足元に宙に浮いたまま彼らの足元に富んでいったのであった。
…ここは彼らと接触しても良し、しなくても良し。とりあえず見つからないようにおとなしく寝て翌朝を迎えて旅を再開する熊野であった。 …次回、いきなりゲームオーバー!?
2024-03-24 09:16:57 +0000