クリミア戦争後のロシア分割(The Great Asia)

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 後元のシベリア西進によって弱体化が進んでいたロシアであったが、クリミア戦争により凋落は確定的になる。
 史実では第二次ロシア・スウェーデン戦争によってロシアはフィンランドを獲得していたが、この世界では後元の西進によってそれどころではなく、フィンランドはスウェーデン勢力下のままであった。これによってスウェーデンは、列強としての地位を維持することになる。
 クリミア戦争(1853~1856)が開戦すると、スウェーデンは1854年にクリミア戦争に参戦し、バルト地域の一部を占領。フランス・イギリス・プロイセン・スウェーデンを敵に回し、さらには戦争中に東から後元も侵攻したことにより、1856年にロシアは降伏。ラトビア・エストニアのバルト地方の一部、カフカ―ス地方、東部国境の一部を割譲し、ポーランド独立も許す結果となり、ロシアは「腐った納屋」と呼ばれるまでに没落した。

*史実でスウェーデンは、当初は中立を宣言し、ロシアの敗北が決定的になった1855年に参戦したので、何の利益も得られませんでした。

*開戦当初はポーランドの解放が掲げられていたらしいのですが、史実では和平交渉で有耶無耶になったようです。

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2024-03-18 08:01:07 +0000