練習画。眠い目をこすりながら続けると体に悪いので昨夜は一旦休み。
デジタルリトレス+デジタルリペイント(彩色)などを練習。私はどうも線の引き方にムラがある。。。
と言う訳で、今回は「ようこそようこ」の作品を振り返ってみます。よっきゅんたちの絵があると思って
この頁を見た方には「ゴメンナサイ!」です。私の様なガタガタの線で線画がまだまだ未熟な人間が、
よっきゅんとかサキちゃんを描くとイメージぶち壊しなので、メインタイトルだけです。m(_ _)m
このタイトル画をリトレス+リペイントするに当り、そもそも斜めっていた物を修正し(その辺りが葦プロ風味!)
バックの彩色も本編とほぼ同色の青一色ベタにして、黄色ベタ部分も彩度を上げて鮮度を持ち上げて・・・
と言う具合でシコシコと作業。だけど眠さに勝てず寝て、寝てる間も「ようこ」の世界の "SHIBUYA"の街を歩く
夢を見たり、何ともはや、30数年前が懐かしいこの頃。
この作品「アイドル天使 ようこそようこ」は1990年春~1991年冬の終りにかけて、テレビ東京系列局の
テレビせとうち(TSC/岡山局)がキー局でTXN系列で放映された、TVシリーズアニメーション作品でした。
この作品の前、前作「アイドル伝説えり子」(TSC・ビックウエスト・葦プロダクション制作)の「アイドルシリーズ」第二作目で、この「ようこ」は実在のアイドル、田中陽子ちゃん(※当時)とのタイアップ作品でありながら本編は限りなく最大限にオリジナルを突っ走る内容で、「魔法のプリンセス ミンキーモモ」シリーズ等々で大活躍された構成作家の、故・首藤剛志(しゅどうたけし)さんと、名演出家の網野哲郎(アミノテツロー)さんのコンビワークが光る!素晴らしい作品でした。
既に作品をご覧頂いた方にとって、忘れられない作品の1つであるのと同様に、私にとっても「1990年~1991年」の時代、「あの頃の自分」をパッ!と思い出させてくれる大切な作品で、当時、私は大学生で、学業が本業なので一人暮らしで毎日大学に通い、勉強をして、夕方になるとワンルームのコーポに戻って夕飯の支度をしながら観ていたのが、この「ようこそようこ」でした。
「アイドル伝説えり子」の物語のシリアスさと暗さがちょっと苦手でしたが、でも、嫌いじゃなくて、網野哲郎氏の演出(監督)感が好きで、ずっと観ていた「えり子」が終り、次作がこの「ようこ」で、タイアップ企画作品ですから当然、タイアップ元の女性アイドルの存在がありますが、田中陽子ちゃんの「声/歌唱」は好きでしたが、VTR等で拝見した実物はどうも苦手で・・・(笑)
田村英里子ちゃん(※当時)の清純さと、ちょっと違うなァ(´・ω・`)と感じた田中陽子ちゃん...でも、タイアップ歌手は歌手、本編のアニメーション作品は別、と考えてこの作品を観てました。
んで、やっぱり、「首藤剛志さん構成作品だからきっと良い(作品)に違いない!」と思い、初放映の第1話を当時リアルタイムで観て、ガーーーーーン!とポジティブな衝撃を受けたのが記憶に鮮烈で、本当のミュージカルアニメだ!!!と感じ、それでこの作品をずっと観ながら過ごした1990年春~1991年2月の私が、ありました。
なので、この作品の主題歌を聴くと、先ず、「あの頃あの時代の自分」がすぐに甦って来て、ワンルームコーポの近くを流れる川のほとりで、一人座って、向こう岸を眺めている自分の姿も記憶の映像からPLAY BACKされて、涙が出る思いを抱きます。
あの時代、今から30数年前は世の中の景気も良く、街は明るい笑顔のある人々が多くて、子供連れも家族も皆、幸せそうで手をたずさえて生きていました。
「ようこそようこ」の主な舞台は "SHIBUYA"ですが、舞台は現実の街「渋谷」かも知れないけど、シブヤ....なのか?(笑)の何処か不思議さのある「作りごとの世界だけど、でもそうじゃないかもよ?」な、そんな首藤剛志テイストが私は好きで仕方がなかった。
当時、自分が生きている現実の世界と、電車で30分程も行けばすぐ行けた「渋谷」との親近感がまた愛しくて、用事もないのに「ようこちゃんが居るかもしれない街、SHIBUYA」を何の気なしに歩いて、( *´艸`)フフッ♪となったあの頃。。。
もしかすると、そうした事を私と同じ様にした人がいるかどうか分かりませんが、とにかく、当時は、TVアニメーション作品やドラマにその街や設定が登場すると、「行ってみたい!」と思い、ロケ地を歩いたりした、そんな私。
「ようこ」の素晴らしい音楽を作って下さった音楽家、安藤高広さんの音楽がまたPOPで素敵で、私が好きな曲は、劇中でようこちゃん達が唄った「アイスクリームのうた」で、唄の原曲は安藤高広さんが作曲した「ようこそようこ」の劇伴にあって、心が躍るメロディーと弾けるリズムがたまらない、MIDI音楽の傑作!と今も聴いている劇伴(BGM)の1つです。
あ、文字数の限界が近い・・・!
ネタバレになるので本編の物語は割愛しますが、田舎の街から都会「SHIBUYA」に上京して、本当のアイドルになるまでの物語が、サキちゃんとの出会いからを含めて実に丹念に描かれている秀作『アイドル天使ようこそようこ』を、観た事がない方は是非とも一度、ご覧下さいませ。ようこちゃんとサキちゃんの二人の明るく純真で元気な姿に、きっと、エネルギーを貰うと思います。
そして、「春よ、早くこーい!!!!!」
2024-03-18 03:59:43 +0000