欧州の腐ったリンゴ~ハンガリー首相オルバン・ヴィクトル

となりのマッキンタイア

元はユースチームのサッカー少年にして民主化の旗手、欧州最年少の首相、そして「ハンガリーのトランプ」の異名を持つEU諸国唯一の独裁者
これまでハンガリーが新自由主義的経済に指向し貧富の格差が拡大していた中で「オルバノミクス」なるナショナリズム的改革を実施
更に移民に頼らない人口増加を重視し移民排除と並行して子育て世帯への減税や不妊治療の無料化など徹底した少子化対策を断行した
(但し中国人富裕層の移住は積極的容認)
結果、識者の懸念や国民の反発をよそにハンガリーは驚異的な経済成長と失業率の低下、出生率増加を同時に達成するに至る
外交姿勢は露骨に中露寄りで、EUの対ウクライナ支援やフィンランドとスウェーデンのNATO加盟への妨害撤回を材料に西側から様々な妥協を引き出そうと狡猾に立ち回り続けた
確かに有能な面を有するも、極めて老獪で独裁的なオルバンはEUの価値観とは相容れず、アメリカの外交専門誌フォーリン・アフェアーズ(2015年11月電子版の記事より)は「腐ったリンゴ」と評した

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2024-03-15 08:30:17 +0000