NovelAI V3を使用しています。
(#1 illust/116908277)の続きです。
数日後。
またしても休んでいない彼女をカフェに連れ出した。
「あれ? 今日は随分とおめかしだね……」
正装というのか、礼装というのか、見たこともない制服姿にドキッとした。
「そうなの。式典があってね……」
照れくさそうに笑う彼女の階級章の星が増えているのに気づいた。
「昇進したの?」
「ええ……。嫌だって言ったんだけどね……」
そう笑った彼女の顔はどこか誇らしげだった。
彼女の産休は遠のいたようだった。
後方支援部隊の司令官である彼女が戦場に赴くことはないだろうけれど、
野外で出産とかにならなければいいけれど と、本気で心配だ……
2024-03-14 07:08:32 +0000