「ひったくり犯が逃走中。路地裏に入った。この経路だと〇〇方面に出るな。追えるか?」
バディの言葉に「はい」と頷き、ヒラリと建物の上から飛び降りた。できるだけ迅速に、確実に捕えるためのルートを見出し大通りから迂回する。
走り、走り、走り……目星のついた路地裏の入口へ向かってスピードを速めると、面白いくらいタイミング良く目の前の路地裏から飛び出すように出てきたひったくり犯に思い切り体当たりする形で捕獲に成功した。
痛い、離せ、等と喚いている声を無視し、組み敷いたひったくり犯の手に手錠を掛ける。
「命令なので。大人しくしてください」
治安の悪いこの場所での何回目かの犯罪者の捕獲。3つの命令の内の一つを淡々とこなすその様子を彼女のバディが建物の上から見つめていた。
▼こちら(illust/116681001)の命令を受けて、犯罪者捕獲したり、高齢者を助けたり、女性のお相手をしたりしています。
この後、こちら(illust/116802635)に合流したのかなと思います。
▼女性恐怖症だとエマが押さえつけてる犯人に手錠かけられないんじゃ…?と思い立った産物をおまけに載せてます。こんな感じに手錠渡したのかな…と。(手錠以外には装備の希望はしていないためほぼ丸腰かもしれない)
【お借りしました】
ヒィロウさん(illust/115971546)
行動の制限を強制するものではありません。不都合ありましたらパラレルスルーをお願いします。
他に問題がありましたらお手数ですがメッセージかTwitterアカウントまでご連絡をお願いします。
目の前の犯人から「離せ」とか言われた気がするが優先すべきは『彼』の命令だ
エマ・グリーン(illust/115064042)
2024-03-10 14:29:27 +0000