(あれから何年たったんだろうね?)
(10年くらい?)
(そんなもんじゃないだろう)
(30年?)
(もっと、もっと)
(50年もたったか?)
(そんなもんかな…)
(長いようで)
(短かったなあ…)
そんなおじいさん達の会話を
子供のぼくはおとぎ話のように聞いていた
それから何年たったろうか
10年?30年?50年?…
古風な空の下
ぼくは長くもあり
短くもあった日々を
自分事とも思えない気持で
振り返っていた
…まるでおとぎ話のように
記憶力と忘却力のじゃれ合う『時』の狭間を
歳、重ねて行くという事は
物悲しくも、心嬉しい事なのかもしれない
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使用ツール: Shade3D(3D作画) Gimp(マッピング用テクスチャー作成等)
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タグ補足: 団地 電話ボックス
2024-03-08 10:31:32 +0000