ヨハネ「うん...またね」
ハナマルの誕生日
みんなでお祝いして、他のみんなが帰って行った後
私は、幼馴染に「またね」とそう言い
向こうも「またね」と返してきた
私はそのまま帰路へと着こう.... とした所、ふと振り返り幼馴染(ハナマル)を見た
そこには、少し淋しそうにこちらを見るハナマルの姿があった
私は、次の瞬間には動き出していた
ほぼ条件反射だった、まるでもう二度と会えなくなるのではないのかと、そんな妄想が頭を過り
ハナマルの元へと向かっていた
そして、強く彼女の体を抱きしめた
ハナマルも驚いていたが、私の気持ちを察したのか
優しく抱きしめ返してくれた
あぁ、愛おしい...大好きで大切な私の友達
昔から、私のことを気にかけてくれた大切な人
この時間が続いてほしい、今日という日が終わらないで欲しい
そんなありもしないことを考えながらも、この幸せな空間を噛み締めていた
夕暮れの光が抱きしめう少女二人を照らしていた。
2024-03-03 16:10:18 +0000