シビレエイ

痺鱝/Japanese sleeper ray
Narke japonica
シビレエイ目　タイワンシビレエイ科　シビレエイ亜科　シビレエイ属
体長：40cmほど　食性：🦐🐚
日本近海で一般的なシビレエイです。シビレエイの仲間は丸い体盤と太い尾ですぐに分かりますが、この尾は胸ビレを波打たせて泳ぐ一般的なエイと異なり、サカタザメやノコギリエイと同じく主要な推進力源となります。ノコギリエイ目に統合される前はサカタザメやウチワザメらがシビレエイ目に含められていたこともありました。
両者の尾の共通性は祖先が近いからなのか、それとも別々に獲得したのかは詳しくわかってはいませんが、シビレエイの場合胸ビレ近くの発電器を分厚く発達させるために胸ビレの機能を犠牲にしたとも考えられます。

右下にいるのはヒラタブンブクのつもりです。