一日遅れのバレンタイン。

酩酊娯楽
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うちの子2人のバレンタイン風景。

ポイズン・バンシーは観客の人達に渡すチョコレートをおもむろに口に咥える。
「ほらほら〜、早く奪わないとボクが全部食べちゃうよ〜?」
「こら、バンシー。お客様困らせてんじゃないって〜のっ!!」

困っている様子の観客を見かね、ミラージュ・セイレーンはバンシーの頭に拳を見舞う。

「みぎゃぅっ!!──ちょ、ちょっとセイレーン、何すんのよ〜!!」
「意地悪な悪戯してっからっしょ〜?……はいっ、うちの子がごめんね〜♪あっ、キミ、毎回見に来てくれてる人だよね!!いつもありがと〜♡」

頭を抑えながら、涙目でポイズン・バンシーも続く。

「うぅ〜、言っとくけど、この人はボクの応援に来てくれてるんだからねっ!!セイレーンのチョコレートなんかよりもボクが作ったこっちの方がきっと嬉しいんだからっ!!」
「だったら素直にあげなさいって〜のっ、このバカンシー」
「なんですってぇ!!アホ毛引っこ抜いて欲しいの?性レーンちゃん?」

2人の顔の距離が近づいていく。

「性に狂ってんのはあんたの方でしょうがっ!!脳内ピンク紫女!!」
「あ〜あ〜、自覚がないって怖い事なんだね〜。なになに?今からBFで白黒つける〜?」
「上等じゃんっ!!あ、キミ、あたしがきっちり悪者成敗してやっからちゃんと見てて!!」

ギャーギャーと2人が言い争う姿を、リング下から見ながら慌てるしか出来ない観客さんなのであった。

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その後のプライベートで、本命を渡す2人。

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2024-02-15 13:42:41 +0000