砂糖をづか（前回illust/10338164）駿河「・・・というわけで大変だったんだぞアララギ先輩」暦「いやいやちょっと待て。そのムギって子がゲル状になった後どうしたんだよ」駿河「ん？まぁなんやかんやで元に戻ったぞ。眉毛が無くなっていたので私とかなこさんとで眉墨で描いておいたがな」暦「なんやかんやの部分がでかすぎるだろ」駿河「アララギ先輩だって吸血鬼からなんやかんやで元に戻ったのだろう？」暦「僕にはちゃんと道理があるわ！」忍野「・・・まぁ古来より食物を起因とする怪異は多く存在するが・・・沢庵とはねぇ」暦「忍野？」駿河「居たんですか」忍野「ええ、ずっと。て、ここは僕の住処なんだけど。まぁその唯ちゃんの風邪がトリガーになってムギちゃんが押さえつけてた怪異と彼女自身の欲望が開放されてしまったってとこだろうねぇ」駿河「むう・・・」暦「どうした神原？」駿河「いや・・・私達と遊んでる時も軽音部にいた時も、ムギちゃんは何かを我慢してる様子は無かったのだが・・・私達が気付けなかっただけなのか・・・」忍野「君は友達思いだねぇ。そういう悪い意味じゃぁ無いよ。彼女は高校にあがるまで親友と呼べるような人間がいなかったんだろ？だからもっと皆と仲良くなりたいって想いが暴走しちゃったんだろうって事さ」駿河「そうか、それなら良かった。今後もっと仲良くなっていきたいしな！一刻も早く心だけでなく身体も開いてもらいたいのだが」暦「・・・（もはや何も言うまい）」
2010-06-29 14:58:14 +0000