「道具っていうのは、誰かを幸せにするために存在するんだ。大勢を不幸にするためじゃない」
こちらの企画[illust/112023451]に参加させていただきます!
ちょっと気難しさとこだわりがあるものの、基本的に困ってる人は放っておきにくい修理屋さんです。
ギルドは高機動ユニオン ツムジカゼさん[illust/115785226]に所属させていただきます!ハヤいところは、道具全般の修理と、怒った時に手が出るところです。主にギルドの拠点や支部で修理業をやっていますが、町はずれや道端にテントを建てて通りがかった人の依頼を受けたりすることも多いです。どうぞよろしくお願いします!
1枚目:表紙
2枚目:立ち絵(影なし)
3・4枚目:三面図(マントあり・マントOff)
5・6枚目:店舗兼住居のテント
―基本情報―
名前:イグニス・グレンパール
種族:バIクIフIーIン:男
年齢:35歳
身長:1.8m
一人称:僕・俺(切れた時)
二人称:君 あんた ~さん 呼び捨て てめえ(怒った時)
―人物像―
高機動ユニオン ツムジカゼに所属する修理屋。今までは各地を放浪しながら修理の依頼を受け生計を立てていたが、拠点となる場所があれば修理依頼を受けやすく、今を生き抜き自分の理想を実現することもできると考え、ギルドに所属した。
性格は少々気難しく頑固で、自分のこだわりや信念は簡単に曲げない。しかし困っている人を見かけると、一回は素通りしようとするものの放っておけず、なんやかんやで助けてしまう根の優しさを持っている。表立って戦闘をする方ではないが、自分の身を守るための力は十分持っており、自身のわざや持っているハンマーを駆使して相手をほんろうする。作業休憩の時によく甘いものを口にしており、お菓子や飴玉などを持ち歩いていることが多く、人に勧めることもある。
額とほおにある傷は、過去に修理をしていた際、手順を間違え修理品の部品が吹き飛んだ際怪我をしたもので、本人は恥と思っておりかたくなに理由を語ろうとしない。
幼いころから修理屋である祖父や父親の背中を見て育ち、いつか自分も依頼者を笑顔にできる修理屋になりたいと思い、彼らから仕事を学んだ。これまで培ってきた修理の感覚や技術はなかなかのもので、小さなおもちゃから巨大な構造物まであらゆるものを手掛けることができる。基本的に修理は自分のみでやり切るタイプで、仕掛途中のものを勝手に触られると言葉よりハヤく手が出ることが多い。
また、一般的にかかるであろう時間の半分ほどで全ての作業を終えられるほど仕事がハヤく、その分依頼料も前金で多めにとっており、値切ろうとする相手は速攻で追い返しにかかる。特に道具を誰かが不幸になるために使う相手や、存在そのものが気に食わない(主に武器)ものに関してはよほどの事情がない限り修理を受けることはなく、引き下がらない場合はすぐに手が出たり口が悪くなる。しかし場合によっては、物を大切にしている相手の想いをくみ取り、破格の値段で修理を請け負うこともある。
普段はギルドの建物で修理の請負や作業をしているが、放浪していた時の名残で、町はずれや道端などに店舗兼住居のテントを構え、通りすがりの依頼者を待っていることもある。性格上たまに恨みを買ったり、珍しいものを盗みにくる輩がテントへ押しかけることもあるが、大体返り討ちにしているので今のところ本人にやめる気はない。
―好き嫌い―
好き(得意):道具が直った人の笑顔 難解な修理をこなした時 道具をいじってる時 甘いもの 追加報酬 お風呂
嫌い(苦手):作業中の修理品を勝手に触ること 身勝手な修理依頼 人が幸せにならない道具 すっぱいもの
―装備―
飛行帽:茶色系がベースで、おしゃれかつ頭部の保護として身に着けている(額の傷を見せないためでもある)ゴーグルは主に作業中に使用する。
イヤーカフ:黄色で左耳につけている。かつて家族からプレゼントとして送られ、お守り代わりに持っている。
コート:藍鼠色を基調とし、正面から背中にかけて青色の帯模様が入っている。作業着代わりに普段から着ている。
作業カバン付きベルト:水色のベルトに、薄黄色のカバンが二つ付いている。体の左側にあるかばんには修理に使う道具類、右側にあるかばんには食料やテントなどが入っている。
フード付きマント:表がとくさ色、裏が薄いからし色、フードが常盤色をしている。外にいる時に装備していることが多く、防砂、防寒作用がある。フードは頭だけでなく耳にかぶせる部分もついており、かぶる時は飛行帽をはずす。
店舗兼住居用テント:町はずれや道端で店を開く際に使っている。寝る場所と作業スペースに余裕を持たせているためかなり広い。入口の高さは身長より20cmほど高め
※装備は全て防火加工済み
―使用わざ(一部)―
かえんほうしゃ
かえんぐるま
でんこうせっか
つばめがえし
かわらわり
かみなりパンチ
etc
―サンプルボイスー
「いらっしゃい。どういったものを修理してほしいんだい?」
「え、高い? なら他の店へ行ってもらって構わないよ。こっちは確実に早く修理するのを売りにしてるんだ。他より高い代金なのは当然じゃないか?」
「お代は確かに頂いたよ。確実に直してみせるから、安心して待っててくれ」
「人が修理してるものを勝手に触るな! 部品がなくなったらどうする!?」
「その傷はなんでできたかって? 人の傷を気にしてる暇があったら、自分の仕事を早くこなしたらどうだ?(できた理由なんて、恥ずかしくて言えないからな……)」
「帰んな。僕は誰かが不幸になる道具の修理に手を貸すつもりはない。どうしても直したいなら、他を当たってくれ」
「……はあ、しょうがないな。その想いに免じて、今回だけは直すことにするよ。その代わり、誰かの幸せを奪う真似はしないでくれよ」
「あんたも食べるかい? 甘いものは気分転換にちょうどいいんだ。頭もすっきりするし、修理もはかどる」
「俺は依頼者を幸せにするために修理屋やってんだ! どうしても直したい大切なものを、必死の想いで持ってきた依頼者に応えるためにやってんだ! 道具ってのは……誰かを幸せにするために存在してんだよ! てめえの身勝手な理由で直す道具なんかねえ! これ以上手ぇ出されたくなきゃさっさと失せろ!!」
「言っとくが、修理だけしか能がないと思ったら、大間違いだからな? ケンカを売ったらどうなるか、思い知りな」
2024-02-06 14:14:32 +0000