[松本零士風]‘2402 銀河超特急の運転台的なもの。

ア・ドン
Go back

●今回はちょっとネタに走ってみました。…最近、旧Twitterでイカール星人の項目を見ていたら、アルカディア号の中枢コンピューターを3DCG描きおろしでネタにしていたので、思い立ったらついやってしまいました。
●もとは、夏に向けて(夏コミじゃあないよ)描いている、ある企画のための図解用線画で、大昔の1996年8月(28年前だ)に許可を受けたうえで仙台電車区にて自前で撮影したED78の運転台写真から起こしたものです。(構図がどうにもよろしくなかったので、自分で撮影範囲外をだいぶ描き足しています)なんですが、見ていてどうもこのアナログメーターと表示灯がずらりと並ぶ光景が「どうも松本零士メカくさいなぁ」と思えてきて、それっぽく塗ってみたのです。するとやっぱり大ハマリでした(笑)
●原型が1967年設計(57年前)の車輛なので、松本先生がまだぎりぎり20代のころのメカなのですね。ED75/76のような汎用機より回生ブレーキ機能が増えていますんで、運転台パネル上はアナログメーターの嵐。なにせ操作系がすべてアナログですから、(制御系中枢部は初期のパワーエレクトロニクス(※サイリスタブリッジ)を使用しているのですが)時代の空気的にも、とにかく「らしい」こと。EF210・510のような現代の車輛だと操作系がデジタル化されているので、パネルや操作レバー群も非常にスッキリしてしまい、こんな雰囲気はでませんね。余計な機器の増設はしていませんが、ついでに松本作品的な光り物を各部に若干追加しています。主幹制御器には例のメーターが鎮座していますが、松本先生だったらここに入れるだろうなぁ、と(笑)。椅子は国鉄型のままですが、コスモタイガーぽい椅子だったらもっとそれらしくなったかも。作動音は「キュォォン」「キンキンキンキン…クフォーン」なんて松本作品アニメ的なSEで想像していただくとよし。マスコンハンドルとブレーキが自動でうごくときも音すんだよ(笑)
●松本作品なら、制御系はAIなんて今時のしゃれた言葉ではなく、「メインコンピューター」「電子頭脳」でしょう、やっぱり。で、しゃべる際は低音の抑揚の低い男声ボイス。(多分メーター群上部のグリーン表示灯が点滅します)今はやりのネイティブ発音の女声だとこれまた雰囲気が出ません。…現代の声優だったら、変なアドリブを入れないのを条件に山寺宏一や杉田智和あたり(エフェクト入り)でいけるでしょうかね?・・・岩田光央は絶対ダメだ(断言)
●3枚目はおまけのED78運転台透過PNG線画・ぬりえ用。これ自体はただの実車仕様なので、そのままED78/EF71に仕立て上げるもよし、別のアレンジかけるのもよしで、もしよかったら挑戦してみてください。
●それではそんなとこでー

#Leiji Matsumoto#松本メーター#Galaxy Express 999#cockpit#メーター#traditional#retrofuturism#ED78#electric locomotive#mecha

2024-02-01 17:42:03 +0000